「競馬でなかなか勝てない」
「いつも収支がマイナスになってしまう」
そんな悩みを持つ人も少なくありません。
長く競馬を楽しんでいるものの、気がつけば手元の資金が減っているという経験はありませんか?
競馬で安定した利益を上げたいのなら、勘や運頼みの予想を卒業し、数字に基づいた戦略を立てることです。
具体的には「的中率」と「回収率」を元に戦略を立てて挑むことで、長期的な収支をプラスにした取り組み方が確立できます。
しかし、的中率や回収率を使った具体的な戦略を立て方はもちろん、自身の的中率や回収率を知らない人も多いはず。
本記事では、競馬の収支を左右する的中率と回収率の仕組みと、競馬成功者も実践する具体的な改善方法までを徹底解説します。
正しい計算方法や考え方を身につければ、単に当てるだけの予想から「稼ぐための予想」へと進化できます。
今のスタイルを見直し、プラス収支を目指すための第一歩をここから踏み出しましょう。
競馬で稼ぎたいなら的中率も回収率も重要
競馬投資に取り組んでいる人の中で、的中率を重視して戦略を考えている人は一定数います。
的中率が高ければ、払戻金を手にする回数が増えるため、競馬で稼げる・・・と考えているわけですが、競馬で利益を出したいなら的中率だけでは足りません。
競馬投資で結果を出したいなら的中率と回収率の2つのバランスを正しく理解すること。
そのためには、的中率と回収率の2つの数字の特徴を正しい知識として頭に入れておくことがなによりも重要です。
復習もかねて、的中率と回収率の意味を勉強しておきましょう。
的中率とは?
的中率とは、購入したレース数に対して、どれくらいの割合で馬券が的中したかを示す指標で、以下の計算式で求められます。
的中数 ÷ 購入数 × 100
例えば、10レース購入して3レースで馬券が的中すれば的中率は30%です。
的中率が高いということは、それだけ馬券が当たった回数が多いことを意味し、精神的な満足感や競馬を楽しむ上でのモチベーション維持には欠かせません。

買う馬券によって的中率が大きく変わります
回収率とは?
回収率とは、投資した合計金額に対して、いくらの払戻金を得られたかを示す割合です。
具体的には、回収率が100%を超えていれば利益が出ている状態であり、100%未満であれば収支がマイナスであることを示します。
的中率と違って明確なボーダーラインがあり、競馬投資をするなら回収率が100%になるような買い方を徹底しなければいけません。



回収率が100%になるよう買い方こそ自分に合った投資競馬の戦略といえます
的中率が高くても負けるパターン
競馬を投資として挑む際に「的中はするんだけどなぜかお金が増えない」という現象に陥っている人は少なくありません。
実は競馬は、的中さえすれば必ずお金が増えるわけではなく、無意識のうちに回収率が100%を下回っている買い方をしていることがあります。
特に的中率至上主義の人が陥りやすいのが「トリガミ」です。
トリガミとは、馬券が的中しているにもかかわらず、払戻金額が投資額を下回り、結果として収支がマイナスになる状態のこと。
極端な例として、単勝馬券の全頭買いをして収支がプラスになるイメージはありますか?
単勝を全頭買えば的中率は100%になりますが、複数の馬に投資しているため、オッズの組み合わせ次第でほぼ確実に収支はマイナスとなります。



回収率を無視して馬券を買い続けている人がやりがちな失敗です
回収率の計算方法
総払戻金額 ÷ 総投資額 × 100
回収率の算出は非常にシンプルで、ご自身の投資実績を正しく評価するために欠かせない作業です。
具体的な計算方法は上記に記しました。
例えば10,000円を投資して12,000円の払戻があれば、回収率は120%です。
多点買いでも考え方は同じで、回収率が100%を超えていたら的中時の収支はプラスとなり、100%を下回ったらトリガミになります。
競馬で資産が増えないと感じているのなら、一度回収率を計算して100%を下回っていないかチェックしてください。
過去の馬券購入履歴と電卓があればかんたんに計算できるはずです
目指すべき回収率の目安
自身の回収率を計算してみて100%を下回っているのであれば、まずは100%になるような戦略や馬券の買い方を徹底してみましょう。
具体的に、競馬で稼ぎたいのなら回収率は105~110%もあれば十分です。
一見低く見えるかもしれませんが、この数値を安定して出せれば、複利運用の効果により長期的に資産を大きく増やせます。
反対に回収率が150%を超える数値を目指すのは現実的ではないためおすすめしません。
競馬成功者も、馬券の買い方や競馬に使える資産など人によって違いはあるものの、高くても130%前後の回収率に収まっています。
収支がプラスにならなければ競馬投資に取り組む意味がないため、最初は回収率100%を超えることを目標に戦略や取り組み方を考えていきましょう。



ちなみに1番人気の複勝1点買いが的中したら回収率は110~130%です
初心者でもできる的中率を上げる方法
競馬で稼ぎたいなら、回収率が100%を超えることが大事ですが、そのためにはまず馬券を当てなければいけません。
つまり、的中率を安定させる必要があります。
的中率が低くても資金管理を徹底することで回収率を100%以上にすることは可能ですが、必然的にハイリスク・ハイリターンな戦略を取らざるを得ません。
競馬初心者こそ、払戻金が小さくてもある程度的中率が担保された戦略で挑む必要があります。
もし、自身の的中率に不満を感じるのであれば、的中率アップのために以下のポイントを意識した戦略変更をしてみてください。
勝負するレースを減らす
的中率を上げたいのなら、的中馬券を見つける手法の精度を上げるよりも「分からないレースは勝負しない」を徹底したほうがかんたんです。
競馬はレースによって予想難易度が異なります。
そのため、馬券になる馬探しがかんたんなレースだけに狙いを絞り、難しいレースを見送ることで、馬券を買う機会(分母)が減るため、的中率アップにつながるのです。
実際に、競馬成功者の多くは勝負するレースを徹底的に厳選しており、得意なレース以外は見向きもしません。
レースを絞り込む具体的な方法については以下のページで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。



全レースで勝負しなくても競馬で稼ぐことはできます


的中率が高い馬券で勝負する
的中率を上げたいのなら、当たりやすい馬券で勝負するのがもっとも効率が良いです。
具体的には複勝・単勝・ワイドあたりを中心に馬券を買うように心がけ、三連単や三連複など難しい馬券には手を出さないようにしましょう。
競馬投資に挑んでいる人の中には、一攫千金を狙って三連複や三連単の多点買いで買い続けている人も少なくありません。
しかし、多点買いはすべてはずれた時の損失が大きいうえにトリガミになるリスクもあるため、安定して的中するのはかなり難しいです。
一方で複勝であれば、手堅いレースの上位人気1頭を選ぶだけのため、予想もシンプルで的中率も安定します。
普段から多点買いで馬券を買っているなら、複勝もしくはワイドの1点買いに戦略をシフトしてみてください。



複勝1点買いでも十分競馬で安定した利益を出せます
買い目を増やさない
戦略的に多点買いで挑みたいと考えているのなら、極力買い目を増やさないことを意識してください。
多点買いをすることで、買った馬券が全てはずれるリスクを抑えることはできますが、買い目の数が増えることでトリガミになるリスクは高くなります。
候補馬を絞り込み、購入する点数を減らすことで、トリガミになるリスクを抑えることができます。
また、多点買いで競馬投資に挑むなら「合成オッズ」を計算して回収率100%超えになるような資金管理の徹底が必要です。
合成オッズの計算方法や活用法については以下のページで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。



合成オッズの計算が面倒に感じるなら多点買いで勝負すべきではありません


的中率や回収率を改善するための注意点
競馬で稼ぎ続けるためには、的中率を安定させつつ、回収率を100%以上にするような戦略で挑むことが重要です。
もし競馬で満足のいく結果が出せていないのなら、自身の的中率と回収率を計算して、競馬の取り組み方についての改善策を模索してみましょう。
実際に的中率回収率を改善するためのポイントをまとめました。
長年の勘やロジックに囚われない
的中率や回収率を上げたいのなら、今までの取り組み方や競馬に対する考え方に固執せず、フラットな姿勢で競馬投資について学びなおしましょう。
実は競馬歴が長い人ほど、過去の成功体験が邪魔をして、柔軟な変化を拒んでしまう傾向があります。
その結果、成長する機会を失って、いつまで経っても競馬で結果を残せないのです。
年単位で一度でも競馬の収支をプラスにできたのであれば、多少調整する程度でいいかもしれませんが、年間収支でマイナスを出し続けているのなら、一度やり方そのものを考え直す必要があります。
特に経験や勘を頼りにしてきた方法では、たまに的中はしても安定はしないため、まずは過去の考え方を捨てるところから始めましょう。



こだわりを出せば出すほど競馬は勝てなくなりますよ?
数字やデータにフォーカスして改善する
的中率や回収率を改善したいなら、数字やデータにフォーカスして客観的に競馬に取り組む必要があります。
具体的には、掛け金・レース条件・馬券種・そして払戻金を最低3ヶ月分記録してください。
自分の今までの取り組み方を洗い出すことで、改善すべきポイントがより具体的になります。
「なんとなく的中率が低いから」など、感覚に頼ってあれこれ改善しても、遠回りをするばかりで一向に良くなる兆しが見えません。
自分の競馬の取り組み方や現在の的中率と回収率を調べるうえでも、過去の競馬履歴を調べてから具体的な改善策を考えましょう。



面倒でもこれが一番の近道です
回収率100%を最優先に取り組み方を見直す
自身の的中率や回収率を調べた後、どこから手を付けていいか分からない人は、まず「回収率100%超え」を目標に改善策を考えてみましょう。
極端な言い方をすれば、回収率が100%以上であれば、どんな方法であっても競馬で利益を出せているということになります。
回収率が100%を安定して超えるようになってから、自身の資金状況や競馬スタイルを考え、少しずつ自分に合った取り組み方にアップグレードしていけば良いだけ。
また、競馬で資産を増やすにあたっては「複利」を用いることで、回収率101%であっても長期的に運用すれば大きな資産を作ることができます。
競馬で複利を用いる具体的なポイントについては以下のページで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


まとめ
- 競馬で安定して稼ぎたいなら的中率と回収率のバランスが大事
- 回収率105~110%を維持すれば競馬で資産を増やし続けられる
- 的中率を上げたいなら「かんたんな競馬」を心掛ける
- 勘や経験よりも数字やデータを元に改善策を考える
ここまで競馬で稼ぐために欠かせない的中率と回収率についてお話してきました。
競馬で稼ぐためには、的中率と回収率という二つの指標を正しく理解し、数値に基づいた戦略を立てることが欠かせません。
闇雲に馬券を買うのではなく、得意なレースに絞り、回収率を重視した買い方を心がけることで、収支は必ず改善に向かいます。
競馬はギャンブルですが、勝っている人たちは間違いなく「投資」として数字を管理しています。
まずはご自身の収支を正確に記録し、回収率100%を超えるためのルール作りから始めてみてください。











