最近競馬を始めた人や、まだ競馬で納得のいく結果が出せていない人の多くは
「どうすれば馬券を的中できるのか?」
「どうやって競馬で勝つことができるのか?」
などといった、的中や回収にフォーカスしています。
確かに的中率や回収率を無視して競馬で稼ぐことはできませんし、ましてやこれらの数字を無視して競馬をしてもお金が増えることはないでしょう。
しかし、こうした数字を突き詰めていけば競馬の勝ち組の仲間入りを果たせる・・・とは限りません。
競馬、特に投資競馬で成功するためには、いかに効率よく馬券を的中させ、利益を増やしていくかがポイントであり、そのために手法や分析方法を身につける必要があります。
ですが、それだけでは一時的に稼ぐことはできても、本当の意味で「競馬の勝ち組」になることはできません。
競馬で勝つためには手法や分析と言ったテクニック以上に競馬に対する「思考」を変える必要があり、この思考によって競馬が投資となるか、はたまたギャンブルとなるかに別れるのです。
ギャンブルをしている以上、競馬でお金を稼ぐことはできませんが、投資として取り組めば、コンスタントにお金を稼ぐことができるでしょう。
そこでここでは、競馬の勝ち組になるために欠かせない「正しい思考」についてお話しします。
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競馬の勝ち組が持っている4つの思考
投資競馬に取り組むうえで、馬券術や競馬手法は合理的かつ機械的に馬券を買うための手段に過ぎません。
つまり本当に大事なのは馬券の買い方や馬の選び方と言った“行動”ではなく「なぜその馬を選んだのか?」「どうしてこの馬券種で勝負したのか?」といった“思考”なのです。
では競馬で勝つ人達が実際にどんな思考で競馬に挑んでいるのか?具体的には次の4つの思考に基づいて競馬に取り組んでいます。
1:外部の主観に流されない
競馬を予想する際に、色々な人が色々な情報を得てどの馬が来るかを判断し、馬券を購入しています。
その情報の中には、客観的なデータに基づいた情報と特定の人の主観に基づいて出された情報の2種類がありますが、この2種類の情報の扱い方に競馬の勝ち組と負け組の違いが出てきています。
競馬で勝つ人の多くは客観的な情報を重視し、主観的な情報は参考程度にしか考えていません。
主観的な情報とは、新聞などに掲載されている調教師のコメントや予想屋のコラムなどがそれに該当します。
例えば調教師は自分が育てている競走馬の状態は把握できますが、他の馬の状態については詳しく把握できていないはず。
つまり、手探りの状態でコメントを発しているわけですから、あまり信ぴょう性が高いとは言い難いのです。
それに対して客観的な情報とは競走馬の過去の戦歴や調教時のタイムや血統などといった、誰が見ても揺るがない情報のことを指します。
また、過去のレースから導き出した分析統計やそれを元にしたロジックなども客観的な情報に入ります。
このように、人によって見解や主張が覆るような情報に依存したり振り回されることなく馬券を選ぶのが勝ち組の特徴であり、投資競馬に取り組む正しい姿勢なのです。
2:人気にだまされない
投資競馬をする上で欠かせない情報の1つが「オッズ」です。
オッズは買われた馬券によって変動し、人気が高くなればなるほどオッズが低くなり、的中した時の配当も少なくなります。
競馬でお金を稼ぐのであればオッズの確認は欠かすことはできませんが、実はオッズの見方1つを取っても競馬で勝つ人と負ける人に大きな違いがあるのです。
競馬で負ける人は競走馬の人気順位を中心にどの馬を選ぶかを考える傾向があります。
「人気があるから軸馬にしよう」
「押さえでこの馬を買っておこう」
「この馬穴馬だ!」
などなどといった理由で馬券を買うのですが、人気が高い馬が必ず上位で来る保証はないですし、下位人気の馬が1着になる可能性だってあります。
それに対して競馬で勝つ人は人気に左右されることなく馬券を選んでいるため、中位人気の馬でも平気で軸馬にしたり上位人気の馬を無視することが往々にしてあります。
買った馬券が的中するかどうかはあくまでも結果論であり、一貫した選び方に心掛けることが競馬の勝ち組に見られる共通点の1つなのです。
3:負けから学ぶ
どれだけ競馬で稼ぐ人でも外れる時があります。
大事なのは不的中になった時にどういった行動や考えをするのか?であり、負けから多くのことを学ぼうとしない限り、競馬で勝つことは一生できないと思ったほうがいいでしょう。
競馬で勝つ人達は不的中になる度に
「なぜ外れたのか?」
「想定した展開になったか?」
「勝ち馬になった馬を見極める方法はあったのか?」
などをしっかり受けとめます。
こうしたことを繰り返していくたびに直感力が高まり、同じ状況になっても不的中になる可能性を抑えることができます。
逆に競馬で負ける人ほど、不的中になったことを軽視してすぐ次のレースのことを考える傾向があり、同じような過ちを懲りずに繰り返してしまいます。
競馬の勝ち組になりたいのなら、馬券を的中させること以上に不的中になる回数を減らすことを心掛けた行動をとることが大切です。
4:人と違う視点で取り組む
競馬というのは少数の勝ち組と大多数の負け組とで構成されており、負けた人のお金を勝った人達で山分けする仕組みになっています。
そのため、大衆と同じ視点で競馬を見ている以上「負け組の視点」で競馬を見ることとなるため、他の人とは違った視点で競馬を見て取り組むことが重要になってくるのです。
例えば、人気上位の馬を軸にした馬連馬券を買うよりも、人気が低い実力馬を見つけて複勝で買う・・・とか。
「競馬で稼ぐ人達も実践している“正しい”複勝馬券の買い方」でも書いている通り、競馬で勝つ人の多くが複勝を軸に馬券を買うのは、こうした周囲の人とは違った視点で競馬を考えているからに他なりません。
つまり、大衆の考えに流されて「右向け右」をするのではなく、自分なりの考えや法則に則って競馬に取り組める人が競馬の勝ち組になる素質を持っているのです。
もちろん、大衆の意見が全て間違っているわけではありませんし、他人と違う視点でもって取り組んだとしても不的中になることはあります。
ですが「競馬でお金を稼ぐ」ということ自体すでに世間からすれば『??』なことなため、一般的な発想や考え方で競馬を取り組んだとしても、決して成功しないのです。
趣味や娯楽として競馬を楽しむならともかく、お金を稼ぐことを目的として取り組むのであれば、今までの考え方や見識を変える努力をするようにしましょう。
競馬の勝ち組になるために心がけること
先ほど挙げたように、競馬で勝つ人達は勝てない人達と比べると、思考や考え方という根本的な部分で大きな違いがあります。
つまり、競馬手法や馬券術を学ぶ前に、まず競馬に対する姿勢や競馬をする目的から考え直さなくてはならないのです。
ここを改めることなく競馬を続けても、的中することはあるかもしれませんが、少なくとも利益を増やすことは無理でしょう。
なぜなら、投資競馬をするにあたって“正しい目標”を立てることができないからです。
手段やノウハウばかり追いかける人は「どのレースでどの馬に賭けるか?」ばかりを考えており、そこにしか目が向いていません。
分かりやすく言うと“馬券が的中すること”に全力を注いでいるのです。
的中率を上げる努力をするのはいいことですが、不的中になる可能性が考慮されていないため、外れた時に適切な行動ができません。
それに対して競馬で勝つ人達は「なぜこのレースで勝負しようと思ったのか?」という思考やその結論に至った過程に重きを置きます。
的中・不的中はあくまでも結果であり、一定の的中率さえあればあとは掛け金を調整するだけで利益が増えていくことを知っているため、買った馬券が当たったかどうかについてはそこまでこだわっていないのです。
むしろその馬券を買うに至ったまでの過程を大事にします。
特に不的中した時に
「なぜこの馬券を買おうと思ったのか?」
「他に候補はなかったのか?」
「外れたら次にどんな対応を取るのか?」
などを事前に考えて行動をしており、競馬手法やノウハウはそのための手段にすぎません。
競馬に限らず、あらゆるもので結果を残すためにはまず“本質”を身につける必要があり、これがないとどれだけ小手先のテクニックを覚えても結果に反映されません。
情報商材を買っても「どんなノウハウなのか?」よりも「どんな考えのもとで競馬に取り組んでいるのか?」といった販売者の思考を読み取ることによって、はじめて競馬で稼げるようになるのです。
まずはこの「投資競馬の本質」を身につけることを心掛けて取り組んでみてはいかがでしょう。
競馬で勝つために必要なのは“思考”
競馬でお金を稼ぐためには競馬についての知識が必要ですし経験だって欠かせません。
ですが、こうした知識や経験を身につけたとしても、結局お金を稼ぐことができなかったら何の意味もありません。
にもかかわらず、競馬で勝てない人の多くはお金が稼げなかったことについてあまり深く考えずどんどんと先に突き進んでいるように感じます。
「どうすれば馬券が的中するのか?」
「何を勉強すれば競馬でお金が稼げるようになるのか?」
でも実は、こうした答えは競馬に対する思考を少し変えるだけで意外と近くに落ちていたりするものです。
「お金を稼ぐ」という思考に変えるだけで、今まで買っても当たらなかった馬券が的中し、増えなかったお金が徐々に増えていく感覚に見舞われるでしょう。
まずは競馬に対する考え方・取り組み方から改めてみてください。
それだけで、今まで競馬で勝てなかった理由や、この先競馬で勝つために何が必要なのかが自然と見えてくるはずですから。
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