競馬予想に用いる指標として有名なのが「コンピ指数」です。
コンピ指数は、出走する馬の実力を独自の計算方法によって数値化しているため、狙い目の馬を見つけるための手段はもちろん、さまざまな競馬予想で用いられています。
とはいえ、コンピ指数も決して確実性のある競馬指標というわけではありません。
具体的な特徴はもちろん、他の競馬指標やデータを併用したり他の馬のコンピ指数と比較したりなどして、自身の予想の精度を上げて的中馬券を導き出せます。
単なる人気順位ではない、各馬の実力を数値化したこの指標をマスターすることで、レースの取捨選択や買い目の構築が大きく変わるはず。
本記事では、競馬で稼ぐためのコンピ指数の活用法を紹介します。
コンピ指数の基本構造からプロも実践する具体的な予想手順までを網羅的に解説するので、ぜひこの機会にロジックを身につけて、競馬予想の新たな武器として活用してください。
日刊コンピ指数とは?
日刊コンピ指数は、日刊スポーツ新聞社が長年の実績と独自のデータ分析に基づき、各競走馬の実力を数値化した指標です。
膨大な過去データや当日の情報を踏まえ、各馬の総合的な能力を分かりやすくスコア化していくことで、出走する馬の総合的な実力を数値で比較できます。
コンピ指数で分かること
コンピ指数は、競走馬の実力を客観的な数値で示す競馬指標で、当日開催される各レースに出走する馬すべてに数値が割り振られます。
コンピ指数には「同じレースで同数の馬は存在しない」という特徴があります。
そのため、コンピ指数による序列がハッキリしており、数値の比較はもちろん数値差によって各競争馬の総合的な強さを比較できます。
コンピ指数を取得する方法
コンピ指数を閲覧するためには、日刊スポーツが運営する「極ウマ・プレミアム」への登録が必須です。

極ウマ・プレミアムに参加するには月額の費用(中央競馬だけなら880円)がかかり、無料で閲覧することはできません。
コンピ指数は極ウマ・プレミアムのみで、他のサービスやサイトでも閲覧できないため、コンピ指数を使いたいのなら極ウマ・プレミアムに加入しましょう。
日刊コンピ指数の特徴
コンピ指数を使いこなすには、数値のルールや特性を深く理解することが重要です。
コンピ指数が持つ特徴として以下の5つを紹介するので、競馬予想にコンピ指数を採用するのなら、基礎知識として知っておきましょう。
コンピ指数には最大値と最小値がある
コンピ指数は「数値の高い=実力が高い馬」とされており、各馬の数値を比較して馬の実力や出走するレースでの実力的な順位を分析するために使われます。
コンピ指数でポイントなのは、あらかじめ「最大値90、最小値40」という数値の上限と下限が設定されている点。
例えば、1番人気のコンピ指数が88なら「1番人気が馬券に絡む可能性は高い」と考えますが、70台前半だと「ひょっとしてこの1番人気沈むかも?」となりますよね?
反対に穴馬を探すときも、できるだけコンピ指数が40に近い馬を避けることで、馬券に絡んでくる馬を下位人気から選べます。
最大値と最小値を知っておくことで、他の馬と数字を比較するだけでなく、数字がもつ意味を踏まえた競馬予想ができます。
コンピ指数は出走前日に確定する
コンピ指数は、オッズと違って最初の発表から数値の確定までが早いです。
具体的には、コンピ指数の各手はレース前日の19時頃のため、レース前日から予想を始めたい人でも気軽に使える競馬指標です。
実は競馬指標やデータの多くは、当日にならないと確定しないものもあり、オッズに至ってはレース結果が出るまで確定しません。
そのため、レース前日から予想したい人にとってコンピ指数は貴重な材料です。
自身でコンピ指数の計算はできない
コンピ指数は、日刊スポーツが独自の計算アルゴリズムを用いて算出していますが、具体的な計算式については一切公表されていません。
そのため、自身でコンピ指数を導き出すことは不可能で、取得したいのなら日刊スポーツ競馬の極ウマ・プレミアムに加入する必要があります。
有料の競馬ツールの中には、コンピ指数が組み込まれているものもありますが、だいたい極ウマ・プレミアムからコンピ指数を入手して反映させているだけの可能性が極めて高いです。
コンピ指数を使いたいのなら、素直に極ウマ・プレミアムに加入しましょう。
同じレースで数値が同じ馬は存在しない
コンピ指数は各馬に個別の数値が割り当てられるため、同じレース内に同一の数値を持つ馬は存在しない仕組みになっています。
例えば同じ実力の馬が複数頭いても「コンピ指数60」という馬は絶対に1頭のみで、他の馬は「61」や「59」など近い数値が割り当てられます。
レースや馬によって時点のコンピ指数が大きく離れることはあっても、同じ数値の馬は1レースに2頭以上いることはありません。
コンピ指数での断層や実力のランク付けによって競馬を予想する際は「同数の馬はいない」ということを理解したうえで取り組みましょう。
レースによって人気順位との相関性が異なる
コンピ指数は「実力」の数値化であり、「人気」の数値化ではありません。
基本的にコンピ指数が高いほど人気も高い傾向にありますが、レースによっては人気順位とコンピ指数の相関性が崩れている馬が何頭かいます。
例えば3番人気なのにコンピ指数は50台半ばだったり、9番人気なのにコンピ指数が60番台で3番目に高かったりなど。
人気順位とコンピ指数の相関性が崩れている馬は、単純に表記ミスや計算ミスではなく「相対的に実力は高いが人気がない馬」と考えられます。
人気順位とコンピ指数との相関性の強さによって、レース展開や軸馬・ヒモ馬として選ぶ馬が変わってくるため、コンピ指数を用いる際は必ずチェックしましょう。
日刊コンピ指数を用いた具体的な競馬予想
コンピ指数を用いることで、オッズでは分からない馬の実力的な評価が把握できるため、競馬投資家をはじめとした多くの競馬ファンが愛用しています。
使い方もさまざまで、単純に数値を比較して判断するだけの人もいれば、コンピ指数の分布や他の競馬指標と比較することで、より詳しくレースを分析して馬券判断に繋げている人もいます。
ここでは「お金を稼ぐこと」に特化したコンピ指数の活用法を紹介します。
競馬を投資として取り組みたい人はもちろん、的中率アップなど馬券攻略を楽しみたい人もぜひ参考にしてください。
コンピ指数が高い馬を軸馬に据える
コンピ指数の特徴的に「指数が高い馬=実力が高い(強い)馬」と考えられているため、軸馬を選ぶ際はコンピ指数のスコアが高い馬を選びましょう。
例えばA馬とB馬のいずれかを軸馬にするか迷っているなら、コンピ指数も判断材料にすると、軸馬の信ぴょう性は高くなります。
もちろんコンピ指数が高い馬が必ず馬券に絡む保証はありません。
しかし、実力が数値化されることで他の馬との比較が容易にできるようになるため、よりスムーズに軸に据える馬を決められるようになるはず。
軸馬の具体的な決め方を紹介しているページでも、競馬指標を判断材料として推奨しているため、軸馬選びで悩んでいる人はぜひコンピ指数を使ってみてはいかがでしょう。

コンピ指数の差によって強さを比較する
競馬予想でコンピ指数を使う際、各馬の指数の差をチェックしてみましょう。
例えばコンピ指数1位と2位の差が大きく開いているのなら、1位の馬が実力的に抜けていることを示唆するため、軸馬に据えたり単勝や複勝の1点買いで勝負できます。
反対に1位と2位の指数差が2~3ほどしか離れていないのなら、実力が拮抗している可能性があり、1位の馬を軸馬にすることに対してはずれるリスクが出てきます。
コンピ指数の乖離差は、上位帯だけでなく中位帯であっても有効です。
特に穴馬を狙った競馬戦略では「あわよくば上位の馬に勝つ可能性がある馬」を探すことが重要になってきますが、コンピ指数の乖離差を用いることで穴馬に目星をつけられます。
各馬のコンピ指数の乖離差は、単なる格付けだけでなくレースの実力分布を知る材料にもなることを覚えておきましょう。
コンピ指数の分布からレース展開を予測する
コンピ指数を用いて競馬予想をするなら、指数順位と人気順位の相関性を比較してみましょう。
実は、コンピの指数順位と人気順位の相関性が高いレースは、比較的順当な決着になりやすい傾向があります。
一方で、中位人気以下の馬の中にコンピ指数順位が高い馬が混ざっているレースは、高額払戻が発生することがあることから、レースが荒れる可能性があります。
例えばコンピの指数順位は3位の馬が、なぜか8番人気や9番人気に落ち着いているレースは、上位人気で決着しないかもしれません。
指数の分布を分析することで、手堅く狙うべきか、穴馬を探すべきかを事前に判断できます。
コンピ指数の分布によるレース展開の具体的な分析方法は、実際の競馬投資結果で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

コンピ指数を使った競馬手法「テクニカル6」とは?
コンピ指数を用いた競馬手法はいくつかありますが、中でも有名なのが「テクニカル6」です。
テクニカル6とは、人気上位3頭のコンピ指数の合計を算出し、導き出された数によって軸馬とヒモ馬を選ぶ人気の範囲を制限する競馬手法です。
具体的にテクニカル6を用いた軸・ヒモを選ぶ人気順位は以下のとおりです。
| 指数の和 | 軸馬の範囲 | ヒモ馬の範囲 |
|---|---|---|
| 208以下 | 4~6位 | 4~14位 |
| 209~211 | 4~5位 | 4~10位 |
| 212~214 | 3~4位 | 3~9位 |
| 215~218 | 2~3位 | 1~4位 |
| 219~222 | 1~2位 | 1~3位 |
| 223以上 | 1~2位 | 1~3位 |
コンピ指数の上位3頭の指数の和によって、レースの荒れ具合が把握でき、適切な人気順位の馬を馬券候補として選定できます。
注意すべきは、コンピ指数の和が小さくなるほど、対象の馬の範囲が大きくなる点。
馬券候補の馬が増えれば選択肢が広がるため、全通りの組み合わせの馬券を買うと、買い目が増えてトリガミリスクが上がる危険性があります。
また馬券を絞ろうとすると、さらなる競馬分析力が求められるため、人によってテクニカル6を用いた的中率にばらつきが出やすいです。
デメリットさえうまくケアできれば、テクニカル6は競馬予想に大いに役立つ手法です。
テクニカル6の具体的な活用例については以下のページで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

大阪競馬ストーリーで採用しているコンピ指数の使い方
コンピ指数は、信頼性の高い競馬指標として、多くの人が競馬予想で利用しています。
大阪競馬ストーリーでも、コンピ指数を用いてレース展開の分析や馬選びの材料として用いているため、おすすめできる競馬指標の1つです。
具体的に大阪競馬ストーリーで推奨しているコンピ指数の使い方を紹介します。
勝負するレースと見送るレースの分類に使用する
大阪競馬ストーリーでは、馬券を買う(投資する)レースを探す時にコンピ指数を参考にしています。
具体的にはコンピ指数の順位と人気順位を比べ、整合性が高いレースを勝負するレースとして考え、それ以外は全て見送っています。
例えば勝負すべきレースと見送るべきレースの違いを以下にまとめました。(どちらも14頭立てレースと仮定します)
| 人気順位 | Aレースのコンピ指数順位 | Bレースのコンピ指数順位 |
|---|---|---|
| 1位 | 1位 | 1位 |
| 2位 | 3位 | 3位 |
| 3位 | 2位 | 6位 |
| 4位 | 4位 | 8位 |
| 5位 | 6位 | 5位 |
| 6位 | 5位 | 2位 |
| 7位 | 8位 | 10位 |
Aレースのコンピ指数順位は、人気順位とほぼ同じ順位の並びに対して、Bレースのコンピ指数順位は、人気順位との相関性がほぼありません。
つまりAレースは「実力通りに馬券が買われているレース(手堅いレース)」だと考えられます。
大阪競馬ストーリーでは、手堅いレースを使って複勝馬券でコツコツ稼ぐ戦略を採用していますが、穴馬で一発逆転を狙いたいのならBレースのような分布のレースを狙いましょう。
以下のページでコンピ指数の分布を用いて事前にレース展開を分析する手順や考え方を実際の投資事例で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

馬券を買う馬を決める判断材料に使う
大阪競馬ストーリーでは、馬券を買う判断材料の1つとして、コンピ指数を採用しています。
例えば、上位3頭のコンピ指数とオッズが以下のようなレースがあったとします。
| 人気順位 | コンピ指数 | 単勝オッズ |
|---|---|---|
| 1番人気 | 76 | 2.3倍 |
| 2番人気 | 68 | 5.6倍 |
| 3番人気 | 63 | 7.3倍 |
注目すべきは、それぞれの数字ではなく、コンピ指数とオッズの差の開き方です。
単勝オッズは1番人気と2番人気の差が2倍以上離れているほど圧倒的なのに対して、1番人気のコンピ指数は76しかありません。
コンピ指数の最大値が90なのを考えると、2番人気とオッズが2倍以上ついている1番人気のコンピ指数が76なのは低いと考えます。
つまり、上記レースは「1番人気が過剰に評価されている」と考えることができ、レース展開次第では4着以下に沈む可能性だってあります。
「人気順位が高い」「オッズが低い」「コンピ指数が高い」だけでなく、他の馬との比較をすることで、勝負する・市内を総合的に判断できます。
他のデータや競馬指標と比べて実力を把握するのに使う
大阪競馬ストーリーでは、コンピ指数を使って競馬予想や馬券購入の最終判断をしますが、コンピ指数に依存しているわけではありません。
あくまでも競馬指標の1つとして予想の材料として使っているだけで、他の競馬指標やデータと照らし合わせながら取り組んでいます。
コンピ指数との組み合わせで特におすすめなのは「馬柱」です。
馬柱は馬の基本的な情報はもちろん、過去の戦績までチェックできるため、事実を元に実力を調べられます。
つまり、馬柱から導かれた馬の実力とコンピ指数の数値を比較して、総合的に馬券が買える・買えないを客観的な視点で決めることができます。
コンピ指数と馬柱を組み合わせた具体的な予想の手順については、以下のページで解説しているので、ぜひ参考にしてください。

まとめ
- コンピ指数は日刊スポーツ競馬で発行している競馬指標
- 馬の実力を独自の方法で算出
- 人気順位やオッズと比較して馬の強さを予想
- コンピ指数を用いた競馬手法が多数存在
- コンピ指数に依存せず他の指標と併用することが大事
ここまで、日刊コンピ指数を使って予想するためのポイントや具体的なテクニックについて紹介してきました。
日刊コンピ指数は、競走馬の能力を数値で可視化できる非常に強力なツールです。
指数を取得するには極ウマ・プレミアムへの加入が必須ですが、うまく活用できれば利用料をかんたんにペイできるほど競馬でお金を稼げるはず。
今回紹介した特徴や活用法を理解し、ご自身の予想スタイルに取り入れて、根拠を持った競馬戦略を確立して競馬投資に挑んでみてください。








