レース選択のポイント

荒れるレースの見極め方~競馬で手堅く稼ぐための活用法~

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競馬のレースには大きく分けて2つあります。

1つは人気順位の通りに着順する『堅いレース』
そしてもう1つは万馬券や高額配当になりやすい『荒れるレース』

競馬で稼ぐにあたってレース選びはとても重要です。もっと言えばどのレースが堅く、どのレースが荒れるか?を把握するだけでも的中率や回収率に大きく影響します。

特に荒れるレースの見極め方を知っているだけでも投資戦略が組み立てやすくなります。そこでここでは荒れるレースの見極め方と上手な活用法を紹介します。

「荒れるレース」の定義

そもそも荒れるレースとはどういったレースなのか?ここでは自分なりの荒れるレースの定義を定めるとともに今後もその定義に基づいたお話をしていくので、まずは荒れるレースとはなんぞや?から説明していきます。

荒れるレースは着順が人気順とは全く異なる結果になるレースを指します。例えば以下のような結果のレースは「荒れたレース」と言えるでしょう。

荒れるレースのボーダーラインは人それぞれだと思います。例えば

馬連や枠連で万馬券が発生したレース
複勝やワイドで配当が1000円以上つくレース

とか。自分は主に複勝を中心に馬券を買っているので『人気上位3頭が1頭も3着以内に入いる可能性が低いレース』を荒れるレースと考えています。

荒れるレースの平均配当はいくら?

レースが荒れると自然と配当も高額になりがちです。その一例を『1番人気と2番人気のどちらも2着以内に入らなかったレース』で以下のように説明してあるサイトがありました。

荒れるレースとは、人気薄の馬が突っ込んで配当金が高くなることです。そこで過去3年間の全レースにおける馬連配当金データについて検証してみました。

レース数割合 馬連平均配当
全体 7469レース 5,900円
1~2番人気のどちらかが2着以内 73% 2,500円
1~2番人気がともに3着以下 27% 15,200円

いかがでしょうか?ケタ違いの差があることが分かります。荒れるレースを見極めるには、「1~2番人気の馬が2着以内に来るかどうか」を見極めることが大切になって来るのです。

引用:調教タイム理論『荒れるレースを見極める方法とは -荒れるレースの見分け方を分かりやすく解説

『過去3年間』というがいつからいつまでを指しているか分かりませんでしたが、1番人気と2番人気の馬の両方が3着以下だった場合、平均配当は約6倍にまで跳ね上がることが分かります。このため高額配当狙いで馬券を買っている人はあえて荒れるレースで勝負する傾向があります。

荒れやすいレースの特徴

レースが荒れるかどうか?についてはあくまでも結果論です。つまりレースが終わってみないと荒れたかどうかは分かりません。

しかし荒れるレースにはいくつか特徴があります。荒れるレースを狙い撃ちしている人は、荒れそうなレースをピックアップして勝負しているため、高額配当の馬券を獲得しやすいのです。

では荒れやすいレースにはどんな特徴があるのか?大きく分けると次の3つと言われています。

牝馬戦

レースには牝馬のみが出走する「牝馬戦」というものがあり桜花賞やオークスなどGⅠレースにもあります。実は牝馬戦はそうでないレースに比べて荒れるレースになりやすい傾向にあります。

牝馬戦が荒れやすいと言われる根拠は馬連平均配当からも明らかになっています。

牝馬限定戦の場合・・・馬連平均単価6400円
それ以外のレース・・・馬連平均単価5800円

牝馬戦が荒れやすい理由としては、牝馬は牡馬に比べて少し気むずかしいところがあるらしくレースで能力を100%発揮できるかどうかが微妙だから・・・と言われています。

そのため実力があって人気があっても力を発揮せずに勝ちきれないケースもあり、結果レースが荒れるみたいです。

地方で開催されるレース

中央競馬は関東の競馬場(東京競馬場か中山競馬場)と関西の競馬場(阪神競馬場か京都競馬場)で毎週開催されています。また時期によってはそれ以外の競馬場(札幌、函館、福島、新潟、中京、小倉)でも開催されます。

実は各競馬場によってレースが荒れやすいところとそうでないところがあります。特にレースが荒れやすいと評判なのは福島競馬場です。

福島競馬場は他の競馬場に比べて馬場そのものの地盤がゆるく、芝の根付きがあまりよくないためレースが進むにつれて芝がボロボロになります。そのため馬の実力が100%発揮されにくくなりレースが荒れやすくなります。

また中京競馬場も荒れるレースが多い印象があります。特に中京競馬場で行われるGⅠレース『高松宮記念』は荒れるレースとして有名で、競馬予想をしている人も高松宮記念は荒れる前提で分析していたりします。

開催期間後半に行われるレース

基本的に1つの競馬場で何週にもわたってレースが開催されます。当然レース会場が使用されればされるほど馬場状態は悪くなり、レースが荒れやすくなると言われています。

これも配当金から荒れやすいことを証明しているサイトがあります。

もうひとつ面白いデータを紹介しましょう。馬場が荒れる開催後半になると、力を発揮できない人気馬が出てくるので、荒れるレースになることが多いのです。

開催初日~4日目・・・5,600円
開催5日目~8日目・・・62,00円

福島の例と同じく、馬場状態が影響する顕著な例です。荒れるレースを見分けるにはこういったことにも注目すると面白いです。

引用:調教タイム理論『荒れるレースを見極める方法とは -荒れるレースの見分け方を分かりやすく解説

いかに馬の調子が良くても馬場によって実力が発揮されないケースも少なくありません。つまり馬場の状態が悪くなる開催期間の後半ほどレースは荒れやすくなる・・・ということ。

良馬場と発表されていても実際は馬場が荒れていたりすることは多いです。特にその日や前日のレースを振り返って内枠の馬が多く入着していたら、外枠の人気馬は割り引く必要があったりします。

荒れるレースの具体的な活用法

荒れるレースはその日開催レースの中で2~3割ほど該当すると言われています。この荒れるレースを見極められればより結果を出しやすい投資戦略が立てられます。

荒れるレースを活用した投資戦略は大きく分けると2つあります。その2つとは

  • あえて荒れるレースで勝負する
  • 荒れるレースを対象レースから除外する

です。

あえて荒れるレースで勝負する

荒れるレースは万馬券などの高額配当が発生しやすいレースでもあります。そのため、あえて荒れそうなレースに照準を絞って馬券を買えば一気に利益を増やせる可能性があります。

この時ポイントなのは、中位人気くらいの馬を軸に据えて馬券の組み合わせを考えること。

荒れるレースは上位人気の馬が沈むことで発生します。つまり上位人気の馬で馬券を買っても不的中になるため、上位人気の馬を馬券に絡めない組み合わせで考えなければいけません。

デメリットは中位人気以降で馬券になりそうな馬を見つけるのが非常に困難な点。午後3時以降のレースであれば下記ページで紹介しているような方法で見つけられるかもしれませんが、馬やレース分析を綿密に行う必要があることだけは覚悟してください。

決定のイメージ
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荒れるレースを見送る

競馬で手堅くコツコツ稼ぎたいのであれば荒れるレースはあえて見送る方法もアリです。特に複勝やワイドなど的中範囲が広い馬券で勝負している人は下手に荒れるレースには手を出さない方がいいでしょう。

荒れるレースを見送れば、それだけ外れ馬券を買うリスクがなくなります。競馬で稼ぎたいなら馬券を的中させることも大事ですが「外れ馬券を買わない」ことも大事ですからね。

また荒れるレースを見送れば勝負レースを探しやすくもなります。荒れるレースが2~3割ある・・・ということは残りの7~8割の中から勝負レースを探せばよくなり、探す対象レースが自然と絞られます。

投資競馬をするなら荒れるレースは「スルー」

人によって競馬の取り組み方は違いますし使っている馬券種やロジックも異なります。そのため荒れるレースに対するアプローチも

「あえて勝負しましょう!」
「荒れるレースには手を出したらダメ!」

などなど人によって意見が異なります。では自分は荒れるレースに対してどう考えているか?というと

“投資競馬”をするのであれば基本的に荒れるレースには手を出さない

です。その理由は大きく分けると3つあります。

理由1:的中率が安定しない

自身の的中率が低いなら低いなりの戦略がありますし、高いなら高いなりの戦略がありますからあまり的中率の数字そのものは気にしなくても大丈夫です。

ただし的中率が大きく変動するのは投資競馬において安定し稼ぐうえでの弊害にしかなりません。

そして荒れるレースは堅いレースに比べて的中率が不安定になる傾向があります。毎月コツコツと利益を積み上げる競馬をしたいのであればあえて回避して堅いレースで勝負をしたほうが良いでしょう。

下手に手を出して資金を失うことはムダ遣い以外なにものでもありませんから。

理由2:投資計画が立てにくい

競馬を投資として稼ぐ際には必ずゴール(目標利益)までを逆算してシナリオを考えておくことが絶対条件。しかし荒れるレースではどの馬が来るかが分かりづらいためレースのシナリオが立てにくいというデメリットがあります。

一攫千金狙いのギャンブル的な競馬をするならともかく、お金を稼ぐ投資競馬をするに点においては荒れるレースはひとまず避けたほうが良いでしょう。投資競馬におけるゴールを設定する重要性やシナリオを考える大切さについては下記ページで紹介しています。

パドック
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理由3:ロジックやパターンが当てはまりにくい

競馬で稼ぎ続けている人達はそれぞれ独自のロジックを持っていることがあり、それに当てはまるレースのみ勝負して後は全て回避していたりしています。そしてロジックの多くは的中率を安定させるために上位人気を絡めたものがほとんどです。

そうなると当然荒れるレースはロジックに当てはまるケースはあまり多くありません。仮にあったとしても荒れるレースの発生自体が多くないため、投資対象となるレースが少なくなります。

そのため荒れるレースは必然的に回避される・・・ということ。

もちろんロジックによってはあえて荒れるレースを狙っているものもありますのでどんなロジックを使うかにもよります。ただ荒れるレースはロジック通りにいかない可能性も高いのでやはり『手を出さない』という判断が良いと思います。

まとめ

競馬で稼ぐためにはレース選びが重要です。特に荒れるレースを見極めることができれば投資対象として考えるレースの分母を少なくできるため、分析や予想の時間を短縮できます。

もちろんあえて荒れるレースで勝負する人は、瞬時に候補となりそうなレースを見つけられます。荒れるレースの見極め方はレース選びの基本でもあるのでぜひ見分ける目を養ってください。

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