現在競馬の情報商材はたくさん販売されていますが、販売者もまた色々な過去や経験を持っています。
情報商材を販売している人全員が、順風満帆な人生を送っているわけではありません。
むしろ「競馬で稼ぐ」という少し変わった思考を持ち、それを実践してしまうくらいですから、よほど変わった思考を持っているかお金に困っているかのどちらかだと思います。
こうした販売者の過去に体験した出来事や経験を知ることも、投資競馬で失敗しないためには重要な“教材”となることがあります。
そこでここでは「馬連ターゲット」という情報商材を販売した作者が過去に体験した出来事から、競馬で失敗しない秘訣についてお話ししていきます。
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「馬連ターゲット」とは?
そもそも「馬連ターゲット」という情報商材がどういった内容のものなのか・・・まずはそこから紹介していきます。
※現在販売は休止しております
馬連ターゲットとは、文字通り馬連を軸に馬券を買っていく商材なのですが、基本的に高配当なゾーンを積極的に狙っていくノウハウを公開しています。
点数としては軸馬3頭に穴馬5頭を組み合わせた合計15点ですから、1レース当たりの点数としては比較的多めな印象を持つ人もいるでしょう。
しかし、このノウハウを活用できるレースが1日当たり数えるほどしかないため、その日の投資額のトータルで考えると、そこまで資金が必要というわけではありません。
実績としては的中率が30%、回収率が130%ですので、正しくノウハウを活用し、資金配分さえ間違えなければ安定して利益を出すことができるはずです。
ただ、このノウハウを実践するためには「競馬予想ソフトの正しい使い方とお勧めソフト4選」でも紹介しているTARGET frontierJVというソフトが必要になります。
手順としては9時40分にオッズを取得し、そこから対象レースを選択して買い目を決めていきます。
買い目を出すのは数分くらいでできてしまうため、1日ずっと競馬にしがみついている必要はありません。
注意する点としては15点購入するため、1点当たりの掛け金を上げてしまうと必要資金がかさんでしまうため、1点当たりの掛け金は低く抑えること。
穴馬を馬券に絡めるため万馬券を的中させる可能性もあるノウハウと言えるでしょう。
※現在馬連ターゲットは販売を休止しています。
馬連ターゲット作者が体験した競馬失敗談
馬連15点買うだけで的中させられる馬連ターゲットですが、このノウハウを開発した人はどういった人なのか?
この馬連ターゲットを販売しているのは竹岡高文さんで、実は情報商材以外にも「起死回生のカンタン複利馬券法」という書籍も販売しています。
そして、この書籍では竹岡さんが競馬によって体験したさまざまな出来事が書かれています。
その出来事とは“競馬によって3000万円の借金を作った”こと。
現在競馬で利益をあげているのは馬券を購入している人の5%ほどと言われており、残りの95%は競馬でお金を無くしていると言われています。
その中には借金をしてでも馬券を買っている人もいますが、おそらく3000万円もの借金を作った人は数えるほどしかいないはず。
当然そんな大きな借金を作って普通の生活を維持することはできません。
「競馬で生計を立てる」と決意していましたから定職についておらず、知り合いのレンタカー屋さんでアルバイトしながら借金の返済をコツコツ返す生活を強いられる羽目になりました。
当然それだけでは借金返済と生活の維持はできないため、奥さんにも働いてもらってなんとか毎日を過ごせる・・・といった感じです。
実は現在競馬で稼いでいる人の中には、こうした経歴を持っている人は決して少なくありません。
「競馬で1億円稼ぐ人が実際に取り組んでいる3つの約束事」で紹介した人でも、最初から競馬で稼げたのではなく、借金を800万円作りましたし、僕自身も競馬を始めた資金はカードローンで借りた50万円です。
そして竹岡さんも、こうした失敗を例外なく体験しました。
しかしそこから脱却し、競馬で稼ぐためのノウハウを開発し、それを商材化するところまでたどり着いたのです。
借金を作らずに競馬で利益を上げるためには
現在競馬で満足できるほど利益を上げている人はほとんどおらず、むしろ借金を膨らましている人の方が多いのが現状です。
もちろんそんな現状に満足している人は一人もいないわけで、だからこそ競馬で稼げるようになるための手法やノウハウを探しているのでしょう。
しかしそれ以上に大切なのは損失を増やさないことであり借金を作らないこと。
すでに借金を作ってしまっている人は、それ以上借金をしないことを念頭に競馬をしないと、いつまだ経っても競馬で稼いだお金を自由に使うことはできません。
では競馬で借金を作らない・増やさないためにはどうしたらいいのか?
競馬で借金を作らない方法としては「競馬で借金を作らないために知っておくべき3つの心得」でも紹介していることを心掛けてもらえればと思います。
さらにそこから利益を積み上げるには、以下の3つのことを意識することで、お金を失うリスクを最小限に抑えることができます。
1:『的中する』ことに固執しない
競馬でお金を稼ぐために必要なのは「どうすれば的中するか?」ではなく「いくらの儲けがでるのか?」に焦点を当てることです。
例えば1日当たり競馬で1万円稼ぎたいのか、10万円稼ぎたいのか、それとも5000円で良いのか・・・まずはこの目標金額を決めることから始めるのが投資競馬における正しい目標の設定の仕方です。
しかし競馬で稼げない人ほど『的中すること』に固執します。
例えば「的中率○○%」と書かれた手法を実践した時に無意識に10回中何回的中するか・・・を計算してしまうことってありませんか?
確かに競馬で稼ぐには馬券を的中させなければいけません。
ですが、1日のうち的中する回数は基本的に1回で十分であり、この1回の的中をどこでさせるのか・・・これを考えて戦略を立てるのが正しい投資競馬の取り組み方なのです。
競馬で勝てない人の中には「競馬で稼いでいる人達は的中率50%くらいで買った馬券はほとんど的中している」なんて勘違いをしている人が非常に多いですが、実はそんなことはなく、10%を切っている人だって珍しくありません。
にもかかわらずトータルの収支で計算するとプラスになっている。
的中率が高いことに越したことはありませんが、低いからと言って悲観する必要はまったくありません。
的中率が低いなら低いなりに資金管理を徹底すれば、収支をプラスにすることができますし、むしろこの資金管理を間違えることが、的中率が高くても結果的にお金が残らない原因となるのです。
極端な言い方をすれば、馬券が当たった・外れたで一喜一憂している限りは、投資競馬でお金を増やすことはできない・・・ということです。
2:プラスになったら即撤退
競馬で借金を作ってしまう最も多い原因の1つは「利益を追いかけすぎること」にあります。
例えば、あるレースで的中して収支がプラスになった。
この時に「今日は調子いいからどんどん稼ぐぞ!」といって次から次へと馬券を買った結果、先ほど的中して手にした利益をはるかに超えた損失を出してしまった・・・なんて経験ありませんか?
投資競馬では基本的に“1勝”すればそれで御の字で、連勝を狙う必要はありません。
なぜなら、馬券を連続で的中させることは非常に難しいからです。
仮に最も的中率が高い複勝で勝負したとしても、馬券が持つ的中率が50%以上あることがないことから「競馬は当たらない可能性の方が高い」ということが分かります。
つまり、競馬で1日のうちに2連勝3連勝する可能性は限りなくゼロ・・・ということ。
だからこそ、馬券が的中してトータルの収支がプラスになった時点でその日の競馬からさっさと引き下がれる勇気が必要なのです。
馬券を買えば的中する可能性はありますが同時に不的中になる可能性も背負うことになりますし、むしろそちらの可能性の方が高い。
しかし馬券を買わなければ、的中してお金が増えるチャンスを手放す一方で、不的中になる可能性もゼロなわけですからお金を減らす可能性もゼロになり、結果プラスの収支で終わらせることができるのです。
仮に1回不的中になっても「競馬で稼ぐ人達が実践している「正しい」追い上げ方法」で紹介しているような追い上げをすれば、少なくともマイナス収支で終わらせることはなくなり、借金が増えることはありません。
競馬でお金を稼ぎたいのであれば「1勝したら即撤退」というルールを体に叩き込むことから始めてください。
3:「勉強すること」を怠らない
馬券を予想する手法やノウハウは星の数ほどあり、馬券種や狙うオッズのゾーンによってそれぞれ得手・不得手があったり使える場合とそうでない場合があったりします。
しかし、こうしたノウハウを知っているだけでは結果に結びつけることはできません。
なぜなら競馬は、ノウハウに書かれてあるような典型的なパターンになることは極めて少なく、たいていの場合はイレギュラーな部分が含まれているからです。
つまり、こうしたイレギュラーな部分をどのように判断するかが、競馬で稼げるかどうかの分かれ道であり、こうした判断を的確にするためにはやはり競馬について勉強し、実践を積んで経験値を積むことが必須になります。
競馬で勝てない人の多くは「ノウハウ通りに馬券を買えばうまくいく」と思っていますが、冷静に考えてお金がそんなに簡単に稼げるわけありません。
競馬で稼げる人達が簡単そうに見えるのは、その人自身が競馬についての知識や経験を豊富に持っており、ほぼ直感に近い感覚で瞬時に見極めることできるようになっているから。
「コンピ○○の馬は絶対に手を出したらダメ」
「複勝オッズ×倍台の1番人気は軸馬としては弱い」
などといったことを理屈ではなく感覚で知っているのです。
こうした感覚を磨く方法については「将棋のプロから学ぶ競馬の直感を鍛える5つの方法」で詳しく紹介しているので是非参考にしてください。
残念ながら“簡単に”競馬では稼げない
情報商材の販売ページなどを見ていると意外と簡単に競馬で稼げるように書かれているため「稼げないのは商材のせい」「自分のやり方は悪くない」と稼げない責任を商材になすりつけてしまう人が多いのが現状です。
しかし、誰もが最初から簡単に競馬で稼げるようになったわけではありません。
馬連ターゲットの作者もそうですし、それ以外の競馬商材の作者の多くも、何度も失敗し、その中から1つずつ可能性を検証したから稼げるようになっただけなのです。
こうした努力を重ねることこそが、競馬で稼ぐ上で最も重要なことですので、是非とも努力を怠らず満足できる利益が出せるまで頑張ってもらえればと思います。
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