本日の投資対象レースは8月29日(土)の札幌競馬場1レースです。
このレースは出走頭数が6頭のため、複勝馬券の的中範囲が「3着以内」から「2着以内」に変わります。
基本的に複勝馬券メインで投資をする場合、出走頭数が少なく複勝馬券の的中範囲が狭まるレースは見送るのをおすすめします。
しかし他のレースと比べた時に、出走頭数が少ないレースが狙いやすいレースの場合はどうすればいいのか?
今回はその点を中心に解説していきます。
出走頭数が少ないレースでは「複勝」で投資しない
結論を言いますと、出走頭数が少ないレースでは「複勝」で投資はしません。
理由はシンプルで的中範囲が狭まるから。
本来なら3着に入っても「的中」だった複勝が、出走頭数が少ないレースに限っては「不的中」になります。
そのため、複勝の的中範囲が2着までになるレースでは「複勝馬券」はまず使いません。
では「どの馬券種で投資をするか?」ですが自分は「ワイド」で投資をします。
ワイド馬券は複勝と違って出走頭数によって的中範囲が狭まったりしません。
つまり、出走頭数が少ないレースでも「3着以内に入る馬を2頭選ぶ」がワイドの的中範囲のため、今まで通りの予想や分析で投資ができるのです。
もちろん「保険」でも複勝馬券は買いません。
出走頭数が少なく複勝馬券の的中範囲が「2着以内」のレースではワイド一点買いで投資をするようにしましょう。
3着以内に入りそうな馬を2頭探す
出走頭数が少ないレースではワイドで投資をするのが基本となるため、3着に入る馬を2頭探します。
今回投資対象に選んだ札幌競馬場1レースの場合、馬柱を見るだけで1番モリノカンナチャンと5番カランドゥーラの2頭は3着以内に入る可能性が高いとすぐに分かります。
出典:JRA
どちらも過去2戦出走して両方とも3着以内に入っていますし、着差も0.4以内と僅差なので走り切る力もあると考えられます。
コンピ指数も上の5番カランドゥーラが90、1番モリノカンナチャンが72と他の4頭に比べて飛びぬけていました。
よって、1-5のワイドで買っておけばかなりの確率で的中するのは多少競馬を知っている人が見ればすぐに分かるはず。
ところが、この札幌競馬場1レースは1-5のワイド一点買いでは投資ができません。
理由は1-5のワイドのオッズで、人気が2頭に極端に集中しているためオッズが低すぎるのです。
そこでコンピ指数90の5番カランドゥーラを軸にして1番モリノカンナチャン以外の組み合わせでワイドを買う戦略に切り替えます。
1-5以外で的中するワイド馬券を見つける方法
的中させるだけでしたら1番モリノカンナチャンと5番カランドゥーラのワイドを買えばいいですが、オッズが低すぎるため「投資」には向きません。
そこで1番モリノカンナチャン以外の馬と5番カランドゥーラの組み合わせでワイドを買って投資する方針に切り替えます。
そのためには1番モリノカンナチャンと5番カランドゥーラ以外で3着以内に入る可能性が最も高い馬を見つけなければいけません。
ここで参考にするのは馬連の人気順オッズで、1番モリノカンナチャンも5番カランドゥーラも含まれていない組み合わせで、最もオッズが低い組み合わせを探します。
出典:JRA
札幌競馬場1レースの場合、2-6という組み合わせがもっとも人気が高いため、2番ダイシンピスケスか6番ヤマニンジャベリンの2頭で比較します。
出典:JRA
正直言ってどちらにもこれといった決め手はあるわけではありません。
2番ダイシンピスケスは前走3着に入っているものの着差1.1秒と離されています。
6番ヤマニンジャベリンも、前走着差0.5秒と何とか食らいついているものの、前走・前々走とパッとした結果ではありません。
騎手もどちらも前走と同じ騎手が継続騎乗ですし、どちらも目立った成績の騎手ではないため、騎手を決め手にするのは難しい。
ただコンピ指数は2番ダイシンピスケスが61に対して6番ヤマニンジャベリンが52と9も差が開いています。
このコンピ指数の差が決め手となって2番ダイシンピスケスを選択して2-5のワイド一点買いで投資をしました。
札幌競馬場1レースの結果は?
出走頭数が少ないため、複勝ではなくワイド一点での投資にした札幌競馬場1レース。
リターンを考えて2-5のワイドで投資をした結果、無事的中して投資に成功しました。
人によっては保険として1-5のワイドを重ねて買っておくのもアリだと思います。
上手くいけば2点買いのダブル的中で利益の上乗せができますし、2-5が外れても1-5が的中するため、実質の損失額は目減りできますからね。
今回の投資競馬のポイント
今回は出走頭数6頭という少ないレースでの投資となりました。
基本的に複勝一点買いで投資をする場合、的中範囲が狭まるレースは見送った方がいいですが、札幌競馬場1レースのようなレースであればチャレンジしてみてもいいでしょう。
もちろん、きちんと投資のポイントを押さえておくことを忘れないように。
- 出走頭数が少ないレースはワイド一点買い
- オッズが低い場合は組み合わせを変える
- ワイド一点買いできない場合は素直に見送る
ワイドはあくまでも応用なので、複勝一点買いの的中率が5割を切っている場合は、ワイドしか使えない出走頭数が少ないレースは控えた方が良いかもしれませんね。