今回の投資対象レースは10月10日(土)の京都競馬場3レースです。
先に結果だけお話しするとこのレースは11番ギャラントウォリアの複勝一点買いで投資を成功させています。
・・・というか、馬柱やコンピ指数を見ても11番ギャラントウォリア以外の馬は選べません。
となると、あとはレースの荒れ具合と11番ギャラントウォリアが4着以下に沈む可能性を調べるだけです。
今回は「レースの荒れ具合の調べ方」を中心にお話ししていこうと思います。
11番ギャラントウォリアしか買えない理由
まず京都競馬場3レースの投資対象馬が11番ギャラントウォリアしかいない理由から話していきましょう。
そもそも10月10日の京都競馬場3レースは出走回数が少ない馬が多く、13頭中7頭は前走が新馬戦でした。
しかも前走の新馬戦で好成績(3着以内)になった馬は一頭もいないうえに着差が僅差(0.5秒未満)の馬も一頭もいません。
この時点で前走が新馬戦だった馬は全て候補から消えます。
次に過去2戦以上走っている馬を見ても、一度でも3着以内に入った事のある馬は11番ギャラントウォリアと13番オーホンブリックの2頭のみ。
出典:JRA
11番ギャラントウォリアは前走・前々走と3着以内に入っているし着差も僅差、しかも騎乗は新馬戦からずっと池添謙一騎手と不安要素はどこにもありません。
対して13番オーホンブリックは新馬戦こそ3着になったものの前走は3.4秒差の16着と散々な結果でした。
騎手も武豊→三浦皇成→藤岡佑介と一戦ずつ乗り替わっているため、11番ギャラントウォリアと比べてもどうしても見劣りしてしまます。
それ以外の馬の馬柱を見ても馬券になる実力が伴っている要素が見当たらないため候補から消えます。
投資競馬において「テン乗り」はマイナス要素と考えています。一部例外(例えば新人騎手からルメール騎手に乗り替わったなど)をのぞいてはテン乗りした場合はその馬の実力を少し低く見積もって分析しましょう。
・・・というわけで、京都競馬場3レースで投資をするなら11番ギャラントウォリアとなるわけです。
8番トレデマンドが馬券対象にならないワケ
自分は投資レースを絞る時は出走前日のオッズや人気順位をチェックしますが、この京都競馬場3レースは出走前日の時点で1番人気は11番ギャラントウォリアではなく8番トレデマンドでした。
おそらく騎手が福永祐一騎手だから・・・という理由で前日から馬券が買われたのでしょうがコンピ指数を見ると59しかありませんでした。
出走前日もしくは早朝時点で一番人気になっている馬のコンピ指数が50台の場合は、何らかの理由で買われ過ぎているケースが多いので、あまり重要視しなくてもいいと思います。
京都競馬場3レースの荒れ具合を調べる方法
投資する馬を11番ギャラントウォリアだと決めたら、次はレースの荒れ具合を調べていきます。
レースの荒れ具合を調べる理由は次の2点です。
- 11番ギャラントウォリアが4着以下になる可能性を見極める
- 11番ギャラントウォリアの複勝オッズがどのくらいか目安をつける
特に「11番ギャラントウォリアの複勝オッズがどのくらいか目安をつける」はレースが荒れて下位人気から3着以内に飛び込んでくれば、複勝オッズが上がりますからね。
反対にガチガチな結果になりそうなら複勝オッズは限りなく低くなってしまい、労力に見合わない結果になりかねません。
投資をするのであれば「どのくらいの利益が見込めるか?」でも投資するレースを選ぶ必要があります。
で、京都競馬場3レースはどうなのか?
レースの荒れ具合を調べる方法としては「コンピ指数」と「データマイニング」の2つがあります。
コンピ指数からレースの荒れ具合を調べる
コンピ指数からレースの荒れ具合を調べる時にチェックすべきは「コンピ指数50台の馬の頭数」です。
コンピ指数50台の馬が出走頭数の1/3を超えている場合は、そのレースは荒れる可能性を含んでいます。
今回の京都競馬場3レースも13頭中5頭がコンピ指数50台なのでもしかすると下位人気から1頭飛び込んでくるかもしれませんね。
データマイニングでレースの荒れ具合を調べる
レースの荒れぐらいはデータマイニングからも調べられます。
データマイニング上位5頭に入っている馬のうち1頭でも下位人気にいる場合、そのレースは荒れる可能性が出てきます。
京都競馬場3レースで言えば、対戦型マイニングで4番目に高い馬(3番ショウナンアイビー)が13頭中9番人気にいるため、レースが荒れるかもしれません。
データマイニングには「タイム型」と「対戦型」の2種類がありますがどちらのマイニングでも下位人気がマイニング上位5頭に入っている場合はレースが荒れる可能性があると考えていいでしょう。
京都競馬場3レースの結果は?
馬柱を見る限り11番ギャラントウォリア以外の選択肢がなかった京都競馬場3レースですが、結果は無事に11番ギャラントウォリアの複勝で的中できました。
ちなみにレースは結局上位人気のみで決着がつき、下位人気から飛び込んでくる馬がいなかったため11番ギャラントウォリアの払戻金も高くなりませんでした。
まあ、あくまでも「可能性」なのでこういうこともあります。
それでも複勝で130円ついてくれたので最低限の利益は確保できたかなと結果には満足です。
今回の投資競馬のポイント
今回の投資競馬は選ぶ馬が分かりやすいレースだったため、きちんと分析すれば馬券を買う馬を見つけるのはそこまで難しくありません。
あとは「どのくらい配当が付くか?」を見極めることで、このレースで投資をするか?それとも別のレースにするか?を判断するだけ。
その判断基準の1つが「レースの荒れ具合」です。
レースが荒れるか?荒れないか?を調べるポイントは次の点です。
- コンピ指数50台の馬が1/3以上いるか?
- データマイニング上位の馬が下位人気に沈んでいるか?
今回の京都競馬場3レースは投資対象の馬がガチガチの一強だったため「レースが荒れる=配当が高くつく」になりましたが、レースの荒れ具合は投資対象レースの選択でも活用できます。
知っておくと便利なのでぜひ今後の投資競馬に使ってください。