【2025年版】日本ダービーを徹底予想|馬券的中に役立つ5つの競馬戦略

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年に1度の競馬の祭典「日本ダービー」

有馬記念と同じように、競馬をあまり知らない人でも記念で馬券を買ってしまうほど注目度が高いレースです。

もちろん競馬経験者も、日本ダービーを徹底的に予想して的中馬券を仕留めたいと考えている人も多いはず。

本記事では日本ダービーで勝つための馬券予想のポイントを詳しく解説します。

日本ダービーの予想に使えるさまざまな競馬情報と具体的な活用法を紹介するので、ダービーを的中させたいのならぜひ参考にしてください。

目次

日本ダービーとは?

引用:JRA

日本ダービー(東京優駿)は、毎年5月下旬~6月初旬に東京競馬場で開催されるGⅠレースの1つです。

2400メートルの芝コースで、出場する競走馬は、以下のいずれかの条件を満たさないと出走できません。

日本ダービーの出走条件
  • 収得賞金が多い(1,600~2,000万)
  • トライアルレースで上位入賞(青葉賞、プリンシパルステークスなど)

コースも非常に難解で、約525メートルの長い直線に加えて前半に険しい坂があることから、スピードだけでなくスタミナも要求されます。

日本ダービーは「皐月賞」「菊花賞」と並んでクラシック三冠レースと呼ばれており、すべてを優勝した馬は8頭しかいません。

スピードだけでなく、スタミナや駆け引きの上手さなども求められるため、馬の実力だけでなく騎手の巧さも求められます。

競馬初心者も記念で馬券を買うくらい注目度は高いです

競走馬から見た日本ダービー予想

日本ダービーを予想するうえで、東京競馬場の2400メートルを戦略的に走れる馬を見つけるのが重要です。

脚質や血統から日本ダービーに強い馬の特徴を見てみましょう。

先行or差し馬が有利

日本ダービーの開催場である東京競馬場は、530メートルの長い直線があるため、最後で後方から末脚でまくられるケースが多いです。

そのため、逃げ馬よりも先行や差しの馬が勝率が高いのが日本ダービーで多い勝ちパターンです。

もっとも典型的な勝ちパターンで優勝したのは、2022年のドウデュースです。

そのため、日本ダービーを予想するなら、逃げよりも先行や差し脚質の馬から選ぶのがポイントです。

上位人気でも逃げ脚質の馬は少し評価を下げて考えた方が良いでしょう

ディープインパクト系の血統馬が強い

年度馬名着順
2024ダノンデサイル※1着
2018ワグネリアン1着
2017アドミラブル3着
2016サトノダイヤモンド2着
2015サトノラーゼン2着
2015サトノクラウン3着

日本ダービーを血統から予想するなら「ディープインパクト」の血を受け継いでいる馬を押さえておきましょう。

実際にディープインパクト産駒は、過去に5度日本ダービーで3着以内に入っています。

ディープインパクトは2019年に亡くなりましたが、2024年にはディープインパクト産駒であるキズナの子(ダノンデサイル)が日本ダービーを優勝しました。

血統で予想をするなら、ディープインパクト系の馬を中心に考えると良いでしょう。

ヒモ馬選びの材料として血統から探すのはアリです

馬体重が480k㎏以上

日本ダービーは、3歳馬が出走できる春競馬のなかでもっとも距離が長いレースです。

そのため、スピードと同じくらいスタミナが求められるため、しっかりと馬体が作りこまれている馬でないと勝つことができません。

目安としては馬体重が480㎏以上が1つのボーダーラインであり、480㎏未満の馬は馬券候補から外して考えてみてください。

増減よりも出走時の馬体重で馬券候補を考えましょう。

前走ローテから見た日本ダービー予想

日本ダービーを予想するにあたって、出走する馬の過去の実績(前走ローテ)は実力を比較するうえで大事な情報です。

過去10年のダービー馬の前走ローテから見つけた共通点から、日本ダービーを予想するためのポイントを解説します。

この考えは競馬投資にも使えるのでぜひ知っておきましょう。

皐月賞に出走

ダービー年ダービー勝ち馬皐月賞成績
2024年ダノンデサイル不出走(皐月賞除外)
2023年タスティエーラ皐月賞2着
2022年ドウデュース皐月賞3着
2021年シャフリヤール毎日杯1着
2020年コントレイル皐月賞1着
2019年ロジャーバローズ不出走(京都新聞杯1着)
2018年ワグネリアン皐月賞7着
2017年レイデオロ不出走
2016年マカヒキ皐月賞2着
2015年ドゥラメンテ皐月賞1着

上の表は直近10年で日本ダービーで優勝した馬ですが、その多くは皐月賞に出走しています。

2024年に皐月賞で出走除外になったダノンデサイルを含めると、実に8頭が皐月賞経由で日本ダービーに出走したことになります。

日本ダービーに出走するには、無理して皐月賞に出走する必要がありません。

しかし、皐月賞に出走できるだけの実力を備えた馬ほど、日本ダービーで勝つ可能性が高いため、馬券を買うなら前走が皐月賞の馬を中心にピックアップしましょう。

単勝で勝負するなら皐月賞出走馬から選ぶのが無難です

前走で着差0.5秒以内

日本ダービーに限らず、レースで好走する馬の特徴の1つに「前走で1着もしくは1着との着差が一定以内」があります。

着差が小さいということは、1着にはなれなかったものの、勝った馬との実力差はほとんどなく、3着以内になる可能性をおおいに秘めている馬という証拠です。

具体的には前走の着差が0.5秒以内だった馬を選ぶのがおすすめ。

例えば2024年の日本ダービーでは、前走の皐月賞で勝ったジャスティンミラノと着差0.4秒だったシンエンペラーが2着と3着にはいっています。

引用:netkeiba
引用:netkeiba

競馬予想における馬柱の使い方については以下のページで解説しているので、日本ダービーの予想を考える時の参考にしてください。

馬柱は競馬投資でも役立つので必ずチェックしましょう

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皐月賞未出走の馬はヒモ馬で考える

日本ダービーには、皐月賞に出走していなくても収得賞金やトライアルレースの上位入賞などのルートでも出走可能です。

相対的に日本ダービーで勝ちやすいのは皐月賞に出走した馬ですが、皐月賞に出走していない馬にチャンスがないわけではありません。

実際に皐月賞に出走していない馬が日本ダービーを制した年もあります。

ただ、確率的に皐月賞ルートで日本ダービーに出走した馬のほうが勝っているのが事実です。

過去10年で皐月賞未出走の馬が勝ったのは3頭しかないため、馬券になる確率は決して高くありません。

皐月賞未出走の馬を馬券に絡めたいのなら、軸馬ではなくヒモ馬の1頭として考えてみてはどうでしょう。

競馬を予想するなら統計的な考え方も必要です

人気順位から見た日本ダービー予想

競馬予想において「人気順位」は非常に重要な指標の1つ、上位人気の馬の扱い方はレースによって異なります。

日本ダービーを予想するうえで、人気順位と実際の結果の相関関係から予想の傾向をまとめました。

日本ダービー予想の軸は「人気上位5頭」

日本ダービーの過去10年の結果と当時の人気順位を調べたところ、3着以内に入っているのは5番人気以内に入っている馬が多いです。

年度1着馬(人気)2着馬(人気)3着馬(人気)
2024ダノンデサイル(3番人気)ジャスティンミラノ(1番人気)シンエンペラー(2番人気)
2023タスティエーラ(4番人気)ソールオリエンス(1番人気)ハーツコンチェルト(6番人気)
2022ドウデュース(3番人気)イクイノックス(2番人気)アスクビクターモア(4番人気)
2021シャフリヤール(4番人気)エフフォーリア(1番人気)ステラヴェローチェ(9番人気)
2020コントレイル(1番人気)サリオス(2番人気)ヴェルトライゼンデ(10番人気)
2019ロジャーバローズ(12番人気)ダノンキングリー(3番人気)ヴェロックス(2番人気)
2018ワグネリアン(5番人気)エポカドーロ(4番人気)コズミックフォース(16番人気)
2017レイデオロ(2番人気)スワーヴリチャード(3番人気)アドミラブル(1番人気)
2016マカヒキ(3番人気)サトノダイヤモンド(2番人気)ディーマジェスティ(1番人気)
2015ドゥラメンテ(1番人気)サトノラーゼン(5番人気)サトノクラウン(3番人気)

つまり、日本ダービーは人気通りの手堅いレース展開になる傾向が強いため、穴馬狙いの競馬予想は当たりづらいです。

馬券を当てに行くのなら、無理に下位人気の馬を絡めて高配当を狙うよりも、人気上位の馬を中心に選んで手堅く勝ったほうが的中率は高まります。

日本ダービーでの万馬券狙いはおすすめしません

5番人気以内の連対率は95%

馬連やワイドなど連対式馬券で日本ダービーを勝負するなら、5番人気以内で固めるのがおすすめです。

なぜなら過去10年で6番人気以下の馬が2着以内に入ったのは、2019年に日本ダービーを制したロジャーバローズ(12番人気)のみ。

他の年はすべて人気上位5頭のいずれかが1着と2着になっています。

5頭すべてを絡めて連対式馬券を買った場合、馬連やワイドなら最大で10点となります。

日本ダービーは人気上位で馬券が決着する傾向が強く、払戻金も大きく伸びにくいため、人気順位以外の比較材料を照らし合わせて買い目を減らす作業は必要です。

コンピやデータマイニングなどの競馬指標を駆使すれば、オッズとは違った角度から馬の比較ができるので、ぜひ使ってみてください。

有料の競馬指標もあるのでどれを使うかは慎重に選びましょう

5番人気以内の3着内率は77%

日本ダービーを三連単や三連複で予想する時も、基本は5番人気以内で固めるのがおすすめです。

なぜなら、過去の日本ダービーの結果を見ると、3着以内に入った馬のうち5番人気以内だったのは15頭中10頭もいるから。

しかも2019年の日本ダービー以外、6番人気以下の馬が入ったのは3着のみで、2着以上になるケースはほとんどありません。

三連単や三連複は馬券の性質上どうしても買い目が多くなりがちなため、勝負するなら「軸一頭流し」や「フォーメーション」など買い目が少ない買い方がおすすめです。

三連単軸一頭流しとフォーメーションの特徴については以下のページで紹介しているので、日本ダービー予想で三連単or三連複を使うなら参考にしてください。

日本ダービーではリスクが高いのであまりおすすめしません

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枠順から見た日本ダービー予想

日本ダービーの予想では馬柱や人気順位のほかに「枠順」も大きな材料になります。

具体的な枠順を使った予想のポイントをまとめました。

3着内率が高いのは「1枠」「6枠」「7枠」

日本ダービーの過去10年の結果から3着以内に入った馬が入った枠を下の表にまとめました。

年度1着馬(枠番)2着馬(枠番)3着馬(枠番)
2024ダノンデサイル(3枠)ジャスティンミラノ(5枠)シンエンペラー(7枠)
2023タスティエーラ(6枠)ソールオリエンス(1枠)ハーツコンチェルト(7枠)
2022ドウデュース(7枠)イクイノックス(6枠)アスクビクターモア(8枠)
2021シャフリヤール(5枠)エフフォーリア(1枠)ステラヴェローチェ(6枠)
2020コントレイル(3枠)サリオス(6枠)ヴェルトライゼンデ(3枠)
2019ロジャーバローズ(1枠)ダノンキングリー(4枠)ヴェロックス(7枠)
2018ワグネリアン(8枠)エポカドーロ(6枠)コズミックフォース(4枠)
2017レイデオロ(6枠)スワーヴリチャード(2枠)アドミラブル(8枠)
2016マカヒキ(2枠)サトノダイヤモンド(4枠)ディーマジェスティ(1枠)
2015ドゥラメンテ(7枠)サトノラーゼン(1枠)サトノクラウン(6枠)

具体的に、3着以内に入る可能性が高いのは、最内枠である「1枠」と外枠の「6枠」「7枠」の3つです。

ただし、それ以外の枠に入った馬でも3着以内に入っている実績があるため、他の予想基準に比べて信用度は少し低いです。

前走ローテや人気を比較して馬券候補になる馬を絞り込んだ時に「もう1つ絞り込める要素がほしい」と感じたら、枠順で選ぶのが良いでしょう。

予想材料の優先順位は「前走ローテ≧人気>枠順」という認識で考えましょう

出目で枠を絞るのもアリ

枠順から日本ダービーを予想するなら「出目」を使って予想すると便利です。

出目とは過去のレース結果を集計して統計によってレースを予想する競馬戦略で、集計結果を「出目表」として表にまとめたものもあります。

出目表は集計した情報によって形が異なりますが、枠順をもとにした出目表が多く、無条件で馬券になる候補馬の絞り込みが可能です。

競馬における具体的な出目戦略については以下のページで詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

重賞レースほど出目表を使った予想は有効です

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サイン競馬で日本ダービー予想するのもアリ

日本ダービーを面白おかしく予想するなら「サイン競馬」で考えてみてはいかがでしょう。

サイン競馬とは、世間で話題になっているニュースや出来事などをヒントに馬券を予想する競馬戦略です。

特に注目度の高いレースほどサイン競馬が有効だと言われており、日本ダービーの予想をサインで考えている人も少なくありません。

実際に2013年に日本ダービーを制したキズナは、サイン競馬の成功例として有名です。

日本ダービー予想のヒントが隠れているところは明らかになっておらず、それを探すのもサイン競馬の醍醐味となっています。

ロジカルな要素が1つもないため的中率は高くありませんが、宝探し感覚でヒントを探せるため、楽しく日本ダービーを予想したい人におすすめです。

サイン競馬についてもっと知りたいのなら、以下のページを参考にしてください。

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まとめ

日本ダービー予想まとめ
  • 日本ダービーは注目度がかなり高いGⅠレース
  • ディープインパクト系の馬がねらい目
  • 皐月賞に出走した馬が馬券になりやすい
  • 手堅いレースになりやすく荒れにくい
  • 枠順から馬券にならない馬を除外するのも戦略

ここまで日本ダービーを予想するうえでのポイントを紹介しました。

日本ダービーをロジカルに予想することによって、勝算がある馬を絞り込むことができます。

本記事で紹介した予想のポイントは、日本ダービーはもちろん他のレースでも使えるので、競馬でお金を稼ぎたいのなら、ぜひ参考にしてください。

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