三連単は的中さえすれば大きな利益をもたらす馬券として、多くの競馬参加者に買われています。
とはいえ、三連単で勝負し続けているものの、なかなか的中しなかったり的中はするけど収支がマイナスになって悩んでいる人も多いはず。
もし三連単を使って競馬で稼ぎたいのなら「フォーメーション」で挑んでみてはいかがでしょう。
フォーメーションであれば、ムダな買い目を減らしながら高配当を狙うことが可能。
実際に三連単フォーメーションで競馬投資に挑み続けている人は一定数います。
本記事では、三連単フォーメーションの仕組みからメリット・デメリット、そして稼ぐための具体的な投資戦略までを網羅的に解説します。
競馬でお金を稼ぎたいのなら、ぜひこのまま読み進めてください。
三連単フォーメーションとは?
三連単フォーメーションは1着、2着、3着に来る馬をそれぞれ選び、選んだ馬の組み合わせをまとめて購入する買い方を指します。
例えば1着に4番・6番、2着に4番・6番・8番、3着に8番・13番が来ると予想した場合、この予想を全て網羅する組み合わせを漏れなく購入できます。

各着順に応じた馬の配置をパズルのように組み立てるため、レース展開の読みがそのまま的中率に直結します。
組み合わせを考えるのが複雑なため練習やコツが必要ですが、必要最低限な組み合わせをムダなくスムーズに購入できるのがフォーメーションの特徴です。
三連単ボックスとの違い
三連単ボックスは、選択した馬の組み合わせをすべて三連単で購入する買い方です。
すべての順列を網羅するため的中率は上がりますが、買い目が爆発的に増えやすいため、1レースあたりの掛け金は多くなりがちです。
しかも、オッズを考慮せず選んだ馬の組み合わせをすべて購入するため、トリガミになりやすいデメリットもあります。
一方フォーメーションは、組み合わせを自身で取捨選択が可能です。
確率的に来なさそうな組み合わせや、オッズ的に旨味がない組み合わせを事前除外できるため、的中率の低下を最小限に抑えつつ、買い目を劇的に減らせることが強みです。
採算度外視で馬券を当てたいならボックスがおすすめですが、収支をプラスにしたいならフォーメーションがおすすめです。
三連単流しとの違い
三連単をメインに買っている人の中には、フォーメーションではなく流しで勝負している人も少なくありません。
三連単流しは、軸馬を1着(あるいは2着まで)に固定する買い方です。
買い目を最小限に抑えられる反面、軸馬が着外になった瞬間にすべて不的中となるリスクを抱えています。
対するフォーメーションは、各着順で複数頭を設定できる柔軟性が最大の魅力です。
本命馬を2着にした買い方もできるため、本命馬が1着にならなかった時用の馬券も購入できます。
三連単を軸一頭流しで勝負する際のポイントや具体的な戦略は以下のページで紹介しているため、フォーメーションと比較する参考にしてください。
軸馬の信ぴょう性で使い分ける人も中にはいます

三連単フォーメーションのメリット・デメリット
三連単フォーメーションは使い方次第で強力な武器になりますが、特性を理解せずに使うと資金を浪費する原因にもなります。
三連単フォーメーションのメリットとデメリットを把握し、自分の予想スタイルに合っているか確認しましょう。
三連単フォーメーションのメリット
- ボックスより無駄な買い目を減らせる
- 自分の予想を馬券に反映しやすい
- 的中時は高配当を狙いやすい
- 本命馬が明確なレースでは効率良く購入できる
三連単フォーメーションのメリットを上記にまとめました。
三連単フォーメーションは、的中の可能性がある組み合わせを漏れなく購入しつつ、ムダな馬券を買わないよう厳選できる買い方です。
そのため、予想の精度をダイレクトに回収率に変換できます。
三連単を使って競馬で稼ぐために資金効率や回収率を意識しているなら、フォーメーションで勝負するのがおすすめです。
三連単フォーメーションのデメリット
- 的中難易度が高い
- 点数が増えると資金が必要になる
- 軸馬を外すと不的中になりやすい
- 初心者には難易度が高い
三連単フォーメーションのデメリットについて上記にまとめました。
三連単フォーメーションは組み合わせが複雑になるため、中途半端な戦略で挑むと買い忘れや買い目の増加によってリスクが大きくなりがちです。
そもそも三連単自体的中が難しい馬券のため、より精度の高い分析力が求められます。
決してかんたんな買い方ではないため、初心者にはおすすめできないのが三連単フォーメーションの特徴です。
三連単フォーメーションの基本的な取り組み方
三連単を使った競馬投資に挑むなら、フォーメーションで買うのがもっとも合理的です。
今後三連単を中心に競馬に挑むなら、フォーメーションの買い方や計算方法は必ず知っておきましょう。
買い方の基本

三連単フォーメーションは、JRAのマークシート(またはオンライン投票)において、1着、2着、3着の各欄に馬番を記入して構成します。
流しと違って軸とヒモの概念がないため、事前に購入したい組み合わせを全て書きだしてから購入すると買い忘れがありません。
なお、フォーメーションで購入すると1点あたりの掛け金はすべて同額になるため、組み合わせによって掛け金を変えたい時は何回かに分けて購入しましょう。
点数の考え方と計算方法
三連単をフォーメーションで買う場合、購入する前に点数をチェックしておくと1レースあたりの予算を超える心配はありません。
フォーメーションの点数計算は以下の計算式で求められます。
[1着指定馬数]×[2着指定馬数]×[3着指定馬数]
-( [1,2着重複指定馬数]×[3着指定馬数]
+[2,3着重複指定馬数]×[1着指定馬数]
+[1,3着重複指定馬数]×[2着指定馬数])
+ 2×[1,2,3着重複指定馬数]
手計算ではミスが起きやすいため、JRA公式サイトの「フォーメーション点数計算ツール」を活用するのが最も安全かつ効率的です。
慣れるまで計算ツールでしっかり買い目を管理してください
三連単フォーメーションがおすすめのレース
フォーメーションは、三連単を使って競馬投資をするならおすすめの買い方ですが、全てのレースに使えるわけではありません。
レースによってフォーメーションの適正度合いが変わるため、勝負するレースを見極めて三連単で挑みましょう。
本命馬が1頭飛びぬけているレース
本命馬を1頭に絞り込めるレースは、三連単フォーメーションとの相性がいいです。
特に本命馬の実力が他の馬より抜きんでているのなら、1着が堅いだけでなく、3着以内に入るのはほぼ確定と考えられます。
軸一頭流しの場合、本命馬を1着に据えると、2着になった瞬間に買った馬券すべてがはずれますが、フォーメーションは本命馬を2着と3着に据えることも可能です。
3着以内なら軸馬がどこに来ても的中になる組み合わせを買えるため、本命馬の信ぴょう性が高いレースはフォーメーションで勝負してみましょう。
2・3着候補が複数頭いるレース
本命にする馬は決まっているものの、ヒモとなる相手馬が複数頭いるレースは、フォーメーションでの購入がおすすめです。
フォーメーションであれば、本命馬の着順にあわせた組み合わせを購入できるため、買い漏らしを防ぎつつ押さえたい馬券をすべて網羅できます。
また、ボックスと違って軸馬が織り込まれていない組み合わせを買わなくていいため、買い目の削減にもつながります。
いたずらに買い目を広げるのではなく、必要な組み合わせだけをピックアップして買えるのが、フォーメーションの良さです。
馬券候補が絞り込みやすいレース
三連単フォーメーションで勝負するなら、荒れやすいレースよりも手堅いレースの方がおすすめです。
具体的には、上位人気が3着以内を独占しそうなレースや、2頭は必ず3着以内に入るレースに狙いを絞ってみてください。
三連単は1~3着まで着順通りに予想しないといけないため、緻密なレース展開の予想も必要です。
そのため、レース展開が読みやすい手堅いレースの方が買い目を絞りやすく、フォーメーションを考えるのが容易になります。
また、荒れる可能性を見越して中位人気を1頭だけ加えるといった戦略も、フォーメーションならではの醍醐味です。
競馬は組み合わせを考える難易度によって的中時の払戻金が上がるわけではありません。
予想がかんたんなレースに、コスパの良いフォーメーションで挑むと、スムーズに競馬で稼げるようになるでしょう。
三連単フォーメーションを用いた競馬投資戦略
ムダな組み合わせを回避して必要な馬券だけを一括で買える三連単フォーメーション。
しかし残念ながら「三連単をフォーメーションで買えば必ず的中する」というわけではありません。
馬を選ぶ分析力はもちろん、相性の良いレースを見極めるなど、計画的な競馬戦略を立てて勝負しないと、フォーメーションで買ってもお金は増えません。
競馬を投資として取り組むのなら、以下のポイントを押さえてフォーメーションを活用してください。
回収率を上げたいなら軸馬を1頭固定する
競馬で稼ぎたいのなら、軸となる馬を必ず1頭固定して考えましょう。
軸を1頭決めることで、必要な組み合わせと不要な組み合わせの分別がスムーズになり、必要最低限の買い目で勝負することができます。
多くの馬券では「軸馬=1着になる馬」と考えがちですが、フォーメーションに限っては1着に来そうな馬にこだわる必要はありません。
どんな展開になっても3着以内には入ってくる確証がある馬を軸馬に据えても、フォーメーションなら点数を抑えた買い目で挑めます。
軸馬を探す具体的な方法については、以下のページで紹介しているのでぜひ参考にしてください。

1着予想は2頭以上選ぶ
三連単をフォーメーションで勝負するなら、1着予想は2頭以上選ぶのがおすすめです。
なぜなら軸馬を1着に固定するなら、わざわざフォーメーションで買うよりも流しで買ったほうが組み合わせを考えるのがかんたんだから。
フォーメーションで勝負する上で大事なのは、軸一頭流し流しでは押さえられない組み合わせも買える点です。
軸馬を1着固定にして軸一頭流しで買った場合、軸馬が2着以下に沈んだ時点で買った馬券すべてがはずれます。
しかし、フォーメーションであれば万が一軸馬が2着もしくは3着に入った場合も想定した組み合わせも押さえて馬券が買えます。
軸馬に据えられる馬が2頭以上いるレースでは、どちらか1頭に絞るのではなく、フォーメーションでどちらもカバーできるように勝負しましょう。
買い目は多くても30点以内に抑える
いくらフォーメーションが買い目を抑えられるといっても、三連単で勝負する以上、候補馬を増やせば買い目は増えていきます。
買い目が増えれば外れた時の損失は大きくなるうえに、トリガミリスクも高くなるため、極力買い目を減らすよう心掛けてください。
具体的にはどんなに多くても30点以下に抑えること。
巷では三連単の平均払戻金が11~12万と言われています。
つまり1点あたり100円で買えば1レースあたりの掛け金は最大3,000円となるため、単純計算約40回のうち1回的中すれば収支がプラスになるはず。
そもそも三連単は、30点買っても全て外れる可能性の方が高いため、できるだけ1レースあたりの掛け金は抑えなければいけません。
競馬投資では常に勝ち続けることを前提とするのではなく、負けることも加味した資金管理のうちょくが求められます。
特に三連単は100点以上買っても外れるほど的中率が低いため、資金を残すためにも連敗してもよい金額で勝負しましょう。
トリガミが起きやすいレースは見送る
フォーメーションは全組み合わせを同額で購入する方法で、組み合わせによって掛け金の変更はできません。
そのため、的中馬券の払戻金によってはトリガミが発生する可能性があります。
競馬で稼ぐなら「馬券が的中=収支がプラス」になるのが絶対条件であり、トリガミによるマイナスを出すようなレースは勝負してはいけません。
自身が買おうとしている組み合わせのオッズを確認して、トリガミが発生する可能性が一定以上あるなら、そのレースでの勝負は見送りましょう。
自分が得意なパターンを見つける
三連単をフォーメーションで挑むなら、自身が得意なパターンを確立し、そのパターンに合致するレースだけを狙って馬券を買いましょう。
フォーメーションは、他の買い方と比べると複雑なため、毎回ゼロから考えると疲弊してしまいます。
軸馬やヒモ馬の選定基準や狙っているオッズゾーンなど、レースの決め方や組み合わせをある程度パターン化させておくことで、機械的に馬券が買えるようになります。
ロジカルに競馬に挑むことで、余計な感情が予想に介入しなくなり、的中率や回収率も安定するはず。
三連単フォーメーションで挑むなら、自分の得意なパターンを徹底してください。
競馬で稼ぐなら三連単フォーメーションはあり?なし?
最後に、投資競馬の観点から、三連単のフォーメーションで稼ぐことの是非について客観的に考察します。
もし三連単を使って競馬で稼ぎたいと考えているのなら、ぜひ以下の意見を参考にしてください。
資金に余裕があるなら三連単フォーメーションは「あり」
結論から言えば、三連単で競馬投資をするのならフォーメーションがおすすめだと思います。
ただし、フォーメーションだろうと軸一頭流しだろうと、三連単で競馬勝負をするのなら、軍資金にはかなり余裕を持たせなければいけません。
三連単は1回的中すれば大きな払戻金を手にすることができる反面、1回を的中させるのが非常に難しい馬券です。
10連敗や20連敗はもちろん、月間で1回も的中しないことも珍しくありません。
フォーメーションであっても三連単で勝負するには多点買いが前提となるため、1レースあたりの掛け金はどうしても大きくなってしまいます。
つまり、三連単フォーメーションで競馬投資をするのなら「ハイリスク・ハイリターン」な戦略で挑まなければいけません。
競馬投資では「軍資金を失わないこと」が最優先事項となるため、ある程度のハイリスクな損失も耐えられるだけの資金力が求められます。
5万円や10万円しか用意できないのなら、三連単フォーメーションで競馬投資はおすすめしません。
不的中以外のリスクも考えて挑む必要あり
三連単フォーメーションで競馬投資に挑む際に、戦略や予想方法について以外にも「税金」について考える必要があります。
競馬で払戻金を手にしたことによって所得が発生した場合、金額によって税金を納めなければいけません。
この時はずれ馬券は「経費」として認められるケースがあります。
例えば三連単フォーメーションで900万円使って1,000万円の所得を得た場合、的中馬券の購入費が10万円であれば経費は10万円しかないということ。
はずれ馬券の経費の有無については裁判になるほど話題になっていますが、税制が改正されない以上はずれ馬券が経費にならない可能性を考慮しなければいけません。
競馬で稼いだお金を全額使ってしまうと、税金が払えなくなる状況になりかねないため、お金の使い道は慎重に考えましょう。
競馬に関する税金については以下のページで紹介しています。

三連単フォーメーションでなくても競馬で稼ぐのは可能
三連単を使って競馬投資をするならフォーメーションがおすすめですが、そもそも三連単での競馬投資を大阪競馬ストーリーでは推奨していません。
理由として以下の通りです。
- 多額の軍資金が必要
- 的中率が低く運用が安定しない
- 払戻金に対する納税額のリスク
- 予想が難しく難易度が非常に高い
1着から3着まで着順通りに予想することができれば、1着に来る馬を予想することはできますし、3着以内に来る馬を見つけることなど容易なはず。
ならば、わざわざ三連単で勝負しなくても単勝や複勝で投資をすればいいのではないでしょうか?
競馬投資で重要なのは、回収率が100%を超える取り組み方をすることであり、万馬券を当てることではありません。
以下のページで競馬で稼ぐための基本的な考え方について解説しているので、参考にしつつ「三連単で勝負する意味」を考えてみてください。

まとめ
- フォーメーションは可能性のある組み合わせをもれなく購入できる買い方
- 予想は難しいが高いコストパフォーマンスで多くの競馬参加者が利用
- 買い目の計算が複雑なため計算ツールの利用を推奨
- 軸馬が2、3着に来た時用の馬券も買えるのがメリット
- 三連単で競馬投資をするならフォーメーションがおすすめ
ここままで三連単フォーメーションの特徴や具体的な競馬戦略についてお話してきました。
三連単フォーメーションは、自身の予想を論理的に馬券へ反映させるための優れた手段ですが、決して魔法の買い方ではありません。
あくまで「三連単の買い方」の1つであり、的中させるには自身の予想や分析力を磨き上げる必要があります。
競馬を収入源の1つにしたいと考えているのなら、競馬で稼ぐ力を身につけ、大切な資産を上手に運用してください。





