物価と税金は上がるが所得は上がらない世知辛い世の中ですよね。
「失われた●●年」などとよく言われますが、この国の「未来」は下り坂であるように思います。
実は、この時々に流行ったモーニング娘。、AKB48、欅坂46の曲からも見て取れるんですよ。
モーニング娘。くらいは知ってますよね。
1999年に「LOVEマシーン」という曲が大ヒットしました。
その歌詞の中に、
日本の未来は Wow Wow Wow Wow
世界がうらやむ Yeah Yeah Yeah Yeah
というフレーズがあります。
当時はバブル景気は弾けたものの、そのお釣りで日本は社会的にはまだ明るい時代で、経済大国として金も人も技術もありました。
でも今、世界の国々はそんなに日本を羨んでいないと思います。
外国人が大勢やってくるのは、円安だからです。
そして、この「LOVEマシーン」から14年後の2013年にAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」という曲が流行りました。
競馬好きのおじさんでも、個々のメンバーの名前は知らないけど、グループ名は聞いたことがあるかと。
その「恋するフォーチュンクッキー」の歌詞には、
「未来はそんな悪くないよ」とか「あっと驚く奇跡が起こる」
という少し悲観的なフレーズが出てきて、秋元康さんが時代を察知したのか、「LOVEマシーン」の頃よりもかなりテンションが下がっています。
さらにその3年後の2016年には欅坂(けやきざか)46の「サイレントマジョリティー」という曲が出ました。
欅坂46…、このへんになってくると、多分「それ、誰なん?」ですよね?(笑)
サイレントマジョリティーとは「静かな大衆」という意味です。
要するに、何かの選択を迫られても主体性を持たず、行動も起こさず、黙って大衆の後ろをついて行くという感じですかね。
もう諦めたってことです。
以上、時代の流れを反映させたアイドル歌謡三段論法です。(笑)
この国はそこら中に悪が根深く蔓延ってますから、30分で悪人退治をする戦隊モノのようにはいきません。
今、自分たちは実に大変な時代を生きていますが、自分にはこの国が巻き返す未来が想像できません。
でも、「それならそれでいいじゃん」とも思います。
国が悪くなるのと、我々が悪くなるのとは殆ど無関係です。
国は国で、自分は自分。
でも、いくら無関係でも何もしないでいると、国が悪くなると自分の状況も悪くなります。
そうならないために、取り敢えず悲観的に準備を整えておき、それができたらあとは楽観的に構えておけばいいんじゃないですかね。
悲観的な準備とは、いつも言っている「自分の力でお金を稼げるようになろう」ってことです。
競馬は、何の組織にも属さず、よって誰かに足を引っ張られることもなく、自分の知識と経験だけで勝負できる絶好の場だと思いますけどね。
決してポジショントークだけで言っている訳ではないことは、他の記事を読んでもらえばお分かりかと。
