競馬に勝つなら多点買いがおすすめです。
特に、上位人気の馬を主体にしたワイド馬券の多点買い、取り分けボックス買いは、時に不的中を喰らうことはありますが、勝ち逃げを心がけさえすれば、長いスパンで見た時に極めて勝つ可能性が高く、しかも損失が少なくて安全度が高いです。
勿論、どう狙うかによりますが。
じゃあそれでお金が稼げるかというと、そうは問屋が卸しません。
競馬には勝てる可能性がありますが、大して稼げません。
この「大して稼げない」というのは、これだけでは収入の柱の1つとして確立させるのは難しいという意味です。
それは、「安全度が高い=リスクが低い」ことが理由。
しかしながら、見方を変えれば、何かよく分からない、釈然とせず、やらせを疑いたくなるような結果になりがちな夏競馬の時期にはうってつけの戦術とも言えます。
一方、競馬でお金を稼ぐ点に於いて、なるべく多くのお金を手元に残したいということであれば、1点買いに勝るものはありません。
そして、馬券種は的中確率が最も高い複勝が好ましい。
そこに対して厚めの資金を投入する。
誰がどんな屁理屈をこねようが、これが最もハイパフォーマンスで手っ取り早い方法です。
しかし、「そうしたくても、その厚めの資金がないのよ」という人が圧倒的多数かと。
物理的にできる人がいたとしても、精神的にかなりハードルが高いと思います。
だから、最初は小さく…が大事になってきます。
小さく始めて少しずつ利益と経験を蓄積させて、大きくした時にしくじっても痛手を被らないようにする。
弱者の戦略です。
弱者が強者と同じ戦略をとると、消費者金融のお世話にならないといけなくなります。
小さく始めたら、当然その見返りは微々たるものです。
でもダメージも小さくて済みます。
半年かかるか1年かかるか、或いはそれ以上になるかは人それぞれでしょうけど、ここは最も時間がかかるステージになるはずです。
でも、そこさえ抜け出せれば、あとはあっという間。
勿論、資金の運用の仕方を理解しておくことが前提ですが、知識があって、ここまで培ってきた経験があって、少しずつ蓄積させた資金があって、お金を稼げないはずがない。
要は、こうした「前座」のステージをどれだけ根気よく続けられるかで勝負が決まるということです。
そして、根気よく続けるにはプランとアウトプットは必須です。
プランがなければ、「今自分は何処に向かって何をしようとしているのか?」「現在の自分は果たして山の何合目にいるのだろうか?」が分からなくなります。
アウトプットがなければ、中々知識は定着していきません。
知識が定着していないと、経験値は増幅せず、再現性も期待できません。
アイデアが浮かんでこないのはアウトプットをしないからです。
折角やっていることが時間の浪費でしかなくなります。
アウトプットを続けていれば、どんなに頭の悪い人間でもアイデアの1つや2つは閃きます。
何が分からないかが分からない状態になると始末に終えません。
しかもこれ、自覚症状がないから非常にたちが悪い。