競馬で稼げる人が極少数であることは、JRAのサイトで個々の発売票数と的中票数を較べれば一目瞭然です。
皆、様々な情報に触れていたり、買い目の提供を受けているはずなのに、どうして稼げる人が少ないのでしょうか?
新聞の予想がデタラメだから。
本やネットの情報が嘘だから。
買い目配信がテキトーだから。
その通りです。
でも、それらの情報を鵜呑みにして馬券を買ったのは誰ですか?
馬券購入は自己責任です。
最後の決断をあなた自身がした以上、毎回その原因を何かに責任転嫁していては、いつまで経っても稼げるようにはなりません。
尤も、これらの要因は稼げないことと決して無関係とは言えませんが、問題の本質は、もっと根本的なところにあると思います。
不的中が続くと焦りや苛立ちから冷静な判断力を失い、負のスパイラルに陥ってしまう人が多いようです。
そもそも、芳しくない結果しか出ていない「やり方」を、何の疑問も感じずに繰り返して良い結果を得ようとすること自体に無理があります。
今のやり方で成果が出ないなら、何かを変えねばなりません。
こういう時は、以下の3つのことを実践してみて下さい。
1. 直ちに馬券を買うのを止める
まず、少し距離を置いて、冷静になりましょう。
お金を稼ぐチャンスは失いますが、更なる損失拡大のリスクもなくなります。
心に留めておかねばならないことは、お金を増やすことではなくて、お金を守ることです。
2. 自分の馬券の買い方を分析する
これまでに馬券を買ったレースを振り返り、原因を突き詰めて考えてみましょう。
「やり方」を忠実に実践しようとして、些細な見落としがあったかも知れません。
或いは、二択や三択の際に自分に都合のよい解釈を与え、安易な選択をしていたのかも知れません。
原因が分からなければ、対策の立てようがないですよね。
3. 1と2を自分のルールとして徹底させる
競馬は上手くいかない原因を潰せば、同じ過ちを繰り返すことが格段に減りますから、自ずと上手くいくようになります。
大事なのは、予習(予想)よりも復習(なぜ不的中を喰らうことになったのか?)です。
復習に時間を割くようにしましょう。
「どうすれば稼げるのか?(お金が増えるか?)」
ではなく、
「どうすれば負けなくなるのか?(お金を失わずに済むか?)」
を意識しましょう。
お金を失わなければ、増えていくのが普通ですから。