複数の選択肢が生じた時、どれを選ぶかで迷うことがありますよね?
例えば、3頭のコンピ指数が70台の馬の中から1頭を選ぶ時。
そういう時は、先に浮かんだイメージの方を選択する方が、上手くいくことが多いようです。
大抵の場合、あとから浮かんだイメージは、先に浮かんだイメージを打ち消すものではないかと。
コンピ指数が76だけど、3着内率は5割を上回っているし、前2走のゼロヨン馬だし、東京ダートでも好走していて、今回はルメール騎手に乗り替わりだからいけるんじゃね?
でも、
この馬、3着以内に1回もきたことがないし、今回が初ダートの上に初の左回りなのにどうしてコンピ指数が74なの?
ということは、コンピ指数76の馬は実は大したことないのでは?
みたいな感じ。
物事をポジティブに考える傾向の人は、ポジティブなイメージが先に立つでしょうし、ネガティブに考える傾向の人は、ネガティブなイメージが先に立つと思います。
しかし、ポジティブ思考の人にネガティブなイメージが先に立ったら、
その選択は控えておく方がいいかも知れません。
逆に、ネガティブ思考の人にポジティブなイメージが先に立ったら、
その選択は幸運をもたらすものかも知れません。
人の感性というものは、意外とアテになるものです。
なので、もし先に良いイメージが湧いたなら、取り敢えずチャレンジしてみてもいいんじゃないでしょうか。
これは、かなりシンプルなマインドセットです。
良いイメージが最初に湧いたら、それをやるだけですから。
例えば、街で食事をする店を探す時も、何となく気になるメニューを見つけたら、迷わずその店に入ることを決めるという感じです。
そのメニューが美味しいかまずいかは、結果論でしかありません。
どんな選択をしようとも、何かしらの問題は起こるものです。
であるなら、
「気になることは、やらなければ分からない」
ということです。
一番良くないのは、散々感情に左右されたものの、結局いつもと同じ無難な選択をすることです。
こうすることで、確かに失敗を避けられ、現状維持は保てます。
現状維持に不満がなければそれでもいいと思います。
しかし、今、選択するかしないかで未来の自分の行く末が変わるとしたら、最初に思い浮かぶイメージはかなり重要なカギを握ります。
変化を好まないことが悪いことだとは思いませんが、何かしらの不満を感じていて、そこからの脱却を望むなら、最初にパッと思い浮かんだポジティブなイメージを切り捨ててまで、わざわざ変化しない選択を選ぶ必要もないのかなと思います。
ただ、「(取り敢えず)やってみよう」という決断は宜しくありません。
「やってみよう」と「やる」は違います。
何かを「やってみよう」というのは、それを決断した時点で既に上手くいかないことを心の何処かで予感しているのです。
つまり、一見ポジティブなイメージが先に立っているようで、実はネガティブがイメージが先行しているということです。
だから、往々にして上手くいかない。
というか、「やってみよう」の人は、そもそもロクにやっていないから続くも続かないもない。
オンラインサロンとかに入会して、1ヶ月もしないうちにトンズラする奴は、大抵このクチです。
そもそも、変化しようと思った人が、結局現状維持に手のひらを返すなんてのは本来あり得ないことだと自分は思っています。
人の決断なんてこれくらいやわなものなので、やり続けてさえいれば、辿り着くまでの時間は個人差があろうとも、いつかは辿り着ける。
大体競馬に勝つことなんて、然程難しいことじゃないですよ。
中途半端におかしなことを考えるから難しくなるんです。
そういえば大昔いましたよね。
脱ぐと見せかけて競馬予想をしていた「どっちかにしてくれ」みたいな女性。(笑)
今も現役で活動されているようですが。