競馬の勝った負けたというものは「メンタル」に左右されることが大きいです。
馬券を買うとなると色々決断しないといけないし、締切り時間もあるから決断しきれない時、ついつい焦りがちになると思います。
焦りというものは、大抵あとから後悔を呼びます。
レース結果を見て、「もうちょっと冷静に見ていれば馬券を仕留めることができたのに…」と思ったことはないですか?
なぜ焦ってしまうのか?
決められた時間内に予想が完結できないからですよね。
なぜ時間内に予想が完結できないかというと、
現段階のあなたにとって、手に負えない難解なレースの馬券を買おうとしているからです。
つまり、馬券を仕留めるための引き出しが少ないということです。
不的中を喰らってお金を無駄にしないためにも、このことは強く自覚しておいた方がいい。
自分は、
「5分間予想をして何も結論が出せないレースは潔く見送る」
というマイルールを課していますが、最初からこのように決めておけば、焦ることはなくなります。
他にも、
「1レース目で的中したら、利益を喰い潰さないためにもその日は即撤収」
「馬券を買うのは、重賞を含めて1日2レースまで」
ということもマイルールにしています。
要するに、競馬に於ける自分の軸はお金を稼ぐことが目的なので、仮説を立てて検証する場合を除いては、「勝つ可能性が低いことは絶対にしない」と決めている訳です。
しかし、ルールも行き過ぎると自由度を失って動きがとれなくなります。
例えば、
「買う馬券種は複勝とワイド」とか「馬券になると思った馬の複勝1点とその馬からのワイドの計2点」などと戦術をルール化してしまうのは良くないと思います。
「安定的にお金を稼ぎ続けるなら複勝とワイド」
とは、自分も確かに言っていますが、どんなことにも必ず例外は存在します。
そこに上手く順応していくのが戦術です。
だから、戦術をルールにしてはいけません。
例えば、
馬券になりそうな馬が3,4頭いて、この中から1,2頭選ぶのは厄介だな…というレースがあったりしますよね?
それを「馬券になると思った馬の複勝1点とその馬からのワイドの計2点」というルールを適用してしまったら、大きく稼げるチャンスを逸してしまうことになります。
「必ずこの中から2頭は来そうなんだけど、決め打ちができない」
だったら、ワイドのボックス馬券を買えばいいじゃないですか。
3頭なら3点、4頭なら6点、5頭なら10点です。
最悪でも1点は的中するはずだし、3点的中するかも知れない。
少なくとも回収額がゼロになることはあり得ない。
だから、ルールと戦術は切り分けて考えましょう。
「コンピ順位が3位までの指数が218以上のレースを選ぶ」
なんてのも良くないです。
これは、ルールではなくて戦術の1つでしかありません。
そういう意味では、マイルールを勘違いしている人がいるかも知れません。
ルールというのは、秩序を保つためにあるものです。
その最たるものは、社会に於ける法律がそうですよね。
社会は多種多様な考えを持つ人の集まりなので、ルール(=法律)を定めないと無法地帯になっちゃうじゃないですか。
ルールと戦術の違い…お分かりでしょうか?
そして、戦術は常用するしないに関わらず、当然のことながら、多い方が選択肢の幅が広がります。
選択肢の幅が広いと順応しやすくなりますよね?
とはいえ、たくさんの戦術を全て丸暗記できる人はいないと思います。
そもそも、作っている自分ですら全て覚えていません。(笑)
でも、1つ1つの要点を書き出して枝葉をつけるようにしてまとめたノートを予想をする際に手元に置いておくと、競馬予想がかなり楽になりますよ。
できれば「マインドマップ」形式になっているのが理想かと。
「こういう時はこうする」というものがいくつもまとまっている訳ですから、予想をする際に決断のスピードは圧倒的に早くなり、的中精度も高まるはずです。
ここまでやれば、頭の中が空っぽの人間でもプロレベルになれます。
じゃあそのたくさんの戦術を何処で仕入れるか?
手前味噌ですが ↓ が安価で宜しいかと。