みたいな曲を昔畑中葉子が歌っていましたが、今回の話は勿論そんな話ではありません。(笑)
何かを始める時に前提から入る人が多いように感じます。
例えば、
「海外旅行に行ってみたいけど、英語が話せないから行きたくても行けない」
みたいなことを言う人。
こういう人は大抵方法論を積み重ねようとします。
だから、
「せや、まずは駅前留学から始めよう」
という発想に陥りがちになります。
これだといつ海外旅行に行けるか分からないですよね?
駅前留学が継続できれば、時間が掛かっても海外旅行に行ける可能性が残りますが、駅前留学を「授業料が高いから」とか「いつまで経っても上達しないから」とか言って挫折してしまったら、その時点で海外旅行の夢は消えます。
前提から入るとこういう勿体ないことが起こるので、成し遂げたいゴール(=理想)から入るようにすることをおすすめします。
自分なんて殆ど英語が話せませんけど、コロナ前までは大体2,3ヶ月に1回くらいの割合で海外ひとり旅をしてましたよ。
海外旅行に行きたいと思ったら、まずは行くと決めてしまう。
何なら予約をしてしまう。
そして、必要な要素を後から揃えていく。
何処に行くのか?
有給休暇をとるのかとらないのか?
そこへ行くには幾ら位お金が掛かるのか?
そのお金をこれからどのように用立てるのか?
そして、現地での会話はどうすればいいのか?
客観的且つ俯瞰的に物事を考えればいいんです。
そもそも「海外旅行に行きたい」と思っている訳だから、行きたい場所がある程度イメージできているはずです。
お金については「いつまでに、いくら、どのように貯めていくか?」というプランを練れば大抵何とかなるし、最悪クレジットのリボ払いにすればいい。(笑)
そして現地での会話は、
お金を出して語学が堪能な人に同行してもらう
使いやすそうな翻訳アプリをスマホに入れておく
「中学英語で会話はできる」みたいな本を買って徹底的に覚える(自分は機内でこういうのを暗記していました)
で対処できます。
現状から未来を見ているから、前提に引っ張られて詰まるんです。
「競馬でお金を稼ぐぞ」と決意したはいいが、いつまで経っても知識を吸収することばかりで、中々実践に移ろうとしない人が少なくありません。
手段が目的化しちゃってるんですね。
しかもたちの悪いことに、本人はそのことにまるで気づいていない。
1つ覚えたら、さっさと実践して、取り敢えずその1つを習得して武器にする。
この方が早くないですか?
大体ですね、
現状から想像できる未来は、皆さんもう達成間近じゃないですか?(笑)
「お金がないと老後困るぞ」
そのレールに乗るのが嫌だから、今悶々としている訳ですよね?
ならば、
「いつまでに、何を、どのように」という理想をまず決めて、ゴールから逆算して考えていきましょう。
そして、とにかく行動をしましょう。
こと競馬でお金を稼ぐことに関しては、そうそう都合よくプラン通りには進みません。
「経験的に分かる」領域に達するまで相応に時間が必要だからです。
だから計画が狂ったら、闇雲に追い上げなどをするのではなくて、一旦現状を顧みて都度修正をすれば済む話です。
前に進みながら、時々後ろに戻る。
水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」に「三歩進んで二歩下がる」という歌詞があるじゃないですか。
「後から前から」はエッチをする時だけではありません。(笑)