競馬をしている人の中には、借金してまで馬券を買う人も少なくありません。
借金しても競馬で勝てば収支はプラスとなるため、借金を返して手元にもお金が残りますが、借金すれば必ず競馬で勝てるわけではないです。
むしろ借金によって気軽にお金が手に入ることで、ギャンブル依存症になる人もいます。
競馬は取り組み方さえ間違えなければ、利益を出してお金を増やすのは難しくありません。
借金してまで競馬で勝ちたい人向けの競馬戦略を詳しく解説します。

借金してまで競馬をするなら「お金が増える」ことを最優先に考えて取り組みましょう
借金して競馬で勝つための心構え
大前提として、競馬をするために借金をするのはおすすめしません。
競馬はギャンブルという娯楽の一種であり、借金してまでお金を使う必要がないからです。
実際に競馬で勝ち続けている人は、借金をせず自身で稼いだお金のみを使って取り組んでおり、資金を少しずつ増やして競馬に使うお金を作っています。
ただし、現在競馬で勝ち続けている人の中に、過去に借金して競馬をしていた経験のある人はゼロではありません。
借金でタネ銭を作り、競馬で増やして借金を返済し、さらにお金を増やした成功者もいます。
競馬芸人として知られるインスタントジョンソンのじゃいさんも、借金して競馬をすることに対して、自身のコラムで次のように述べていました。
ギャンブルと借金は切っても切れない関係ですよね。まず個人的な考えを述べましょう。僕は借金してまでギャンブルはやりません。ギャンブルに限らず、借金して何かを手に入れるということはしません。車も家もキャッシュで買います。何かを買うのにローンをしたこともないし、消費者金融にお金を借りたことも、借りようと思ったこともありません。
(中略)
ただ、これはあくまで自分自身のモットーなだけで、これが正しいとは思っていません。
質問者の友人のように、借金がパワーの源になるのなら別にそれをやめろとは言いませんし、思いません。
企業を興したりするときに、銀行に借金したり、資金集めをしたりすることも問題ないと思っています。では、そこに何が必要なのか?
それは見通しです。
借金をいずれ返済出来て、自分のプラスになる見通しがあるなら、お金を借りてもいいんじゃないかなと思います。
週プレNEWS「ギャンブルのために借金をするのはダメなことなのか? じゃい「重要なのは見通し」【じゃいの人生は最高のギャンブルだ】第61回
要するに「競馬で利益が出る戦略を持っており、プラスになる見込みがあるなら借金したお金を使って競馬をするのは間違いではない」というのがじゃいさんの意見です。
個々で大事なのが「プラスになる見込みがあるなら」という点。
競馬は馬券が的中すればお金が戻ってきますが、外れればお金は減ります。
他にも、馬券の買い方次第では的中してもお金は増えず、下手すると的中したのにお金が減ることだって珍しくありません。
じゃいさんも同じコラムで続けて次のように述べています。
でも、実際にはその見通しがないのに借りてる人がほとんどだとは思います。
昔、先輩が消費者金融でお金を借りて、「お金が手に入ったから奢ってやる」と言っていました。率直にアホだとは思いましたね。
結局僕はその先輩に5万円を貸したのですが、そのまま行方不明になってしまいました。
過去にお金を貸した人は何人もいますが、借金を返済してくれたのは2人しかいません。1人はキャプテン渡辺です。大半は音信不通になります。2日後に返すからと言われて5年経った人もいます。
何も考えずに借金すれば、その後には抜けられない沼が待っています。借金がクセになります。
地獄に落ちたような人は星の数ほどいるでしょう。事件に発展することだって少なくないでしょう。
基本的には自分のお金でギャンブルすることをお勧めします。無いならしなきゃいいだけです。義務でもなんでもないので。
引用:週プレNEWS「ギャンブルのために借金をするのはダメなことなのか? じゃい「重要なのは見通し」【じゃいの人生は最高のギャンブルだ】第61回
コラムの最後では「本人の自由なのでお勧めするだけで止めはしない」と綴っていますが、結局借金してまで競馬をした人のほとんどは稼げていない事実をじゃいさん自身も体験してます。
競馬で勝つには、自身が許容できる範囲のお金で取り組むことが大事であり、借金してまで挑むものではありません。
唯一借金してまで競馬でに挑めるのは、プラスになると確信した競馬戦略を確立した時だけです。
借金してまで競馬でに挑みたいのなら、利益を出すことを最優先として投資的な感覚で取り組める馬券戦略を考えてから始めてください。



生半可な戦略で取り組むと借金だけが残るので慎重に始めてください。
借金でできる唯一の競馬
戦略が確立していないうちは借金して競馬をするのはおすすめしませんが例外もあります。
例外として借金して競馬する方法が「クレジットカードで馬券を購入する」です。
中央競馬ではクレジットカードを使って馬券が買える「JRAダイレクト」というサービスがあります。
クレジットカードは購入代金をカード会社が立て替え、後日まとめて支払いが請求される仕組みです。
購入した日は支出がゼロのため、実質借金して馬券を購入することになります。
JRAダイレクトでの馬券購入には、いくつか条件があり、以下の条件に従わなければいけません。
- 最低購入額:1,000円/回(販売単価は100円)
- 月間利用限度額:100,000円
- システム利用料:100円/回
クレジットカードで買った馬券で利益を出せば、後日請求されても手元には利益が残ります。
気軽に馬券を買いたい人にはデメリットがありますが、お金を稼ぐ目的で馬券を買うならクレジットカードでの購入はアリです。
万が一収支がマイナスになっても、馬券購入代の支払いは後日のため、別の方法(働いて稼ぐなど)でお金を工面すれば問題ありません。
借金して競馬にをする時の具体的な戦略
借金してまで競馬に挑みたいなら、収支がプラスになるような戦略を立てなければいけません。
主観や思い付きで馬券を買うのではなく、一定の確率で的中するロジックに基づいて購入馬券を選ぶことで、競馬で安定した利益を出せます。
競馬で安定して稼ぐ具体的な戦略を立てる時は、以下のポイントを必ず押さえましょう。



競馬で勝てない人は以下のポイントのどこかがズレています。
馬券の選び方と予想方法
競馬で安定して稼ぎたいなら、的中率が一定以上担保された馬券で勝負しなければいけません。
そのため、お金を稼ぐ目的で競馬をするなら「複勝」「単勝」「ワイド」のいずれかの馬券が選択肢となります。
反対に、三連複や三連単は1点当たりの的中率の低さから、お金を稼ぐ目的の競馬には不向きです。
三連単で多点買いしている人もいますが、トリガミになるリスクもあるうえに、合成オッズが上位人気の複勝オッズとほぼ同じだったりします。
一気に大きく増やすよりも、コツコツ資産を増やしていくスタイルで取り組むのが、安定して競馬で稼ぐスタイルです。



万馬券を当てると税金問題も出てくるため、あまりおすすめしません。
データ分析による馬選び
「この馬に勝ってもらいたい」「なんとなくこの馬が来そうな気がする」という曖昧な分析で馬券を選ぶと、的中率が安定しません。
利益目的で競馬に挑むなら、客観的なデータに基づいて馬券を買う馬を選びましょう。
具体的には、数値化された情報(オッズやコンピ指数など)や、過去のレース実績を元に馬の実力を調べて判断できるようになってください。
客観的に馬の実力が分析できれば、実力の割に人気が低い馬(高オッズの馬)を見つけられます。
反対に調教師のコメントや競馬新聞の予想欄など、主観が入っている可能性がある材料は、競馬予想に使わない方が良いです。



データから仮説を立てて馬券を買うことが、競馬で安定して利益を出すポイントです。
資金管理とベット戦略
借金して競馬をするなら、必ず収支がプラスになるような馬券を買わないといけません。
不的中になるのはもちろん「トリガミ」すら許されないため、馬券を買う金額や狙う馬券のオッズには細心の注意を払う必要があります。
競馬でお金を増やすには、回収率が130%~150%あれば十分です。
具体的には複勝オッズの下限が1.3倍以上の馬を狙えば、安定してお金は増やせます。
複勝ですから的中範囲も広いですし、狙うオッズが1.3倍以上と上位人気の馬から選ぶため、的中率はブレにくいです。
ポイントとしては「複利」を活用するのが重要で、小さな資金を効率よく増やすため馬券の買い方を工夫しなけばいけません。
競馬で複利を活用する方法としては下記で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。





連対式馬券で挑む際は合成オッズの計算は必須です。
ギャンブル依存症にならないための具体策
精神疾患の1つ。日常生活や社会生活に支障が生じるくらいにギャンブル等にのめり込んでコントロールが出来なくなること。健康・家庭・経済などさまざまな社会問題を引き起こすが、認知できていない人も多い。ギャンブルが原因で多重債務を繰り返している人は、依存症の可能性が高い
借金してまで競馬をしている人の中には「ギャンブル依存症」になっている可能性があります。
ギャンブル依存症になると、気持ちが不安定となり冷静な分析ができないため、競馬でお金を増やすことはできません。
競馬でお金を増やしたいなら、ギャンブル依存症にならないよう、競馬と適度な距離を保ちつつ挑むことが重要です。
ギャンブル依存症にならないためにも、次のポイントを押さえて競馬に挑んでください。



ギャンブル依存症の人で競馬で勝てている人は一人もいません。
ギャンブル依存症の症状を理解する
- ギャンブルにのめり込む
- 興奮を求めて掛金が増えていく
- ギャンブルを減らそう、やめようとしてもうまくいかない
- ギャンブルをしないと落ち着かない
- 負けたお金をギャンブルで取り返そうとする
- ギャンブルのことで嘘をついたり借金したりする
ギャンブル依存症は、風邪やケガと違って自身で認知しにくい病気です。
自覚はなくても考え方や行動からギャンブル依存症になっている可能性があるため、具体的な症状について理解し、自身に当てはまっていないか確認してください。
上記で紹介した症状のうち、1つでも心当たりがあるなら、ギャンブル依存症になっているか、それに近い状態になっている可能性があります。
ギャンブル依存症の状態では競馬で稼ぐことはできないため、ギャンブル依存症の改善に努めてください。



勝てない人ほどギャンブル依存症の症状が出やすい傾向があります
競馬をしない時間を無理やり作る
ギャンブル依存症にならないためには、競馬と適切な距離で付き合う必要があります。
特に競馬が開催していない日にも馬券を買いたい欲求が抑えきれないなら、ギャンブル依存症になっている可能性が高いです。
馬券を買わないとお金は増えませんが、戦略的に馬券を買わないとお金は減っていきます。
競馬で稼ぎたいなら、勝算がある馬券だけを購入し、見通しが低い馬券は購入してはいけません。
手あたり次第馬券を買っているなら、競馬から少し離れて「買い癖」を直してください。



無理に馬券を買わなくても競馬でお金は増やせます
カウンセリングを受けてみる
競馬が原因で金銭的なトラブルや家庭トラブルが起こっているなら、ギャンブル依存症がかなり進行している可能性があります。
自身でギャンブル依存症の可能性を感じているものの、具体的な改善案が見つからないのなら、カウンセリングを受けるのもアリです。
ギャンブル依存症に関するカウンセリングは、専門の医療機関で受けられるほか、消費者庁などの公的機関や地方自治体でも、ギャンブル依存症に関する相談窓口があります。
ギャンブル依存症になっているうちは競馬で稼ぐことはできないため、気になるなら一度カウンセリングを受けてみましょう。



ギャンブル依存症の完治こそ競馬で稼ぐ第一歩です
借金して競馬に取り組む際の基本的な心構え
借金してまで競馬に挑む必要はないものの、しっかりと戦略が確立していれば、タネ銭を借金して競馬で増やすのも選択肢の1つです。
ただし自己資金で取り組む競馬に比べて、借金して競馬で挑む時は失敗の許容が少ないため、より慎重に取り組まなければいけません。
もし借金してまで競馬で安定した利益を出したいなら、次のポイントは必ず押さえてください。



競馬戦略が確立するまでは借金も馬券購入も控えましょう
競馬での損失を抑えることを最優先
借金しての競馬はマイナスからのスタートのため、負けが許されません。
大きく利益を増やすことよりも、まずは外れ馬券を極力買わないような戦略で挑むのが借金して競馬をする際のポイントです。
例えば、穴馬を絡めた万馬券狙いの競馬戦略では、失敗した時のリスクが大きいためおすすめしません。
ハイリターンな馬券ではなくローリスクな馬券を中心に購入し、複利を用いた資金管理で取り組めば十分競馬で利益は出せます。
借金して競馬をするなら、万が一外れても損失を小さく抑えられるような馬券の買い方を心がけてください。



借金して競馬をするなら多点買いは絶対にNGです
馬券を買う・買わないのメリハリをハッキリつける
競馬でお金を稼ぐには馬券を買わないといけませんが、無理して馬券を買う必要はありません。
一定の勝算がある馬券にだけ狙いを絞って買い続ければ、オッズから購入金額を調整するだけで手元にお金は残ります。
反対に馬を選ぶ時に迷ったり判断に困るようなら、外れるリスクが高いため馬券を買うべきではありません。
馬券を買う回数を減らせば、不的中を喰らう回数が減って、競馬における損失額の抑制につながります。
自身の中で勝負する時と回避する時のルールを決め、そのルールを順守するよう徹底してください。



確実に的中できる馬券を1つ見つけられればプラスにするのはかんたんです。
感情的になる前に撤退
競馬はお金をかけて取り組むため、負けた時につい感情的になることも珍しくありません。
感情的に競馬をすると、冷静な分析ができなくなって勝算がない馬券を買ってしまい、損失を増やしてしまいます。
特に負けた分を取り返そうと躍起になると、的中した時の見返り(払戻金)を求めた馬券を選びがちです。
借金して競馬をする際に、ムダなはずれ馬券を買うのは身の破滅につながります。
頭に血がのぼっているのを感じたら、たとえ収支がマイナスでも馬券を買う手を止めて、競馬からは一度離れましょう。



負けを素直に受け入れることも競馬で勝つためには重要です
借金して競馬をする前に見直すべきポイント
自身でロジックや戦略がしっかり確立していれば、借金して競馬に挑み、安定した利益を出し続けるのも選択肢の1つです。
ただし、借金すれば競馬で失敗した時のリスクが大きいため、個人的にはおすすめしません。
競馬で安定した利益を出したいなら、無理して借金しなくても、身の回りのお金の使い方や生活習慣を見直すことでタネ銭をねん出できます。
馬券を買うお金を作りたいなら、次の点を見直してみましょう。



月間で1万円でもねん出できれば競馬に使うお金としては十分です。
毎月の収入管理と借入の見直し
競馬でお金を稼ぎたいなら、毎月競馬に使えるお金(予算)の把握は必要です。
予算が決まっていれば、一ヶ月における馬券の購入回数が決まるため、資金管理もスムーズに行えます。
たとえ予算が少なくても、競馬で増やしていけば良いため、大金を用意する必要はありません。
また、まとまったお金を作ってから競馬に挑んでも、十分間に合います。
競馬に挑むのに「遅すぎる」ことはないため、自身の家計を把握しつつ競馬に使えるお金を用意するなどの準備が完了してから始めましょう。



馬券資金として10万円あれば競馬で稼ぐには十分です。
収入アップにチャレンジ
家計の収支から競馬に使えるお金が少ないと感じるなら、思い切って収入を増やす行動をとってみてはいかがでしょう。
家計の収入が増えれば、馬券資金をねん出するために無理な節約をする必要はありません。
また収入アップによって、万が一競馬で負けてもマイナス分をすぐに補填できます。
現在副業のハードルは非常に低く、隙間時間を有効活用した収入アップの手段も増えてきました。
在宅でのダブルワークはもちろん、ポイ活など知識や経験がなくてもできる収入アップ術もあるため、興味があればぜひ始めてみてください。



競馬資金を作るだけでしたらメルカリなどで不用品を売るのもアリです
支出を減らす具体策
馬券資金をねん出するには、支出を抑えて作り出すのがもっとも確実かつかんたんです。
現在の自身の支出を家計簿などをつけて洗い出し、ムダ遣いだと思う部分の支出を節約して馬券資金に回しましょう。
特にスマホ利用料やサブスクの月額会員費などのランニングコストは、隠れたムダ遣いをしている可能性が高く金額も大きいため、最優先に見直してみてください。
他にも、コンビニでつい衝動買いする人も、節約意識を少し高くするだけで、馬券資金に回すお金を作れます。
借金する前に、今一度自身のお金の使い方を見直して、ムダ遣いを見つけて競馬に使える資金にまわしましょう。



副業と併せて取り組むと、馬券資金をかんたんに作れます。
まとめ
- 借金してまで競馬をする必要はない
- 借金して競馬をするなら競馬戦略の確立は必須
- ギャンブル依存症にならない競馬の付き合い方を心がける
- 借金する前に馬券資金が作れないか模索する
戦略がしっかりしていれば、借金してでも競馬で安定した利益を出せます。
ただし、借金して競馬をするのは失敗時のリスクが大きいため、利益最優先の競馬戦略を徹底しなければいけません。
無理に借金をしなくても数万円あれば、複利を使って競馬でお金を増やせます。
借金をする・しないに関わらず、競馬でお金を稼ぎたいならお金が増える馬券戦略で挑むよう徹底してください。