競馬で稼ごうと思っている人達の中で
「簡単に稼ぐ方法はないか」
「楽して儲ける方法はないか」
などといった競馬手法やロジックを求めている人達が少なからず存在します。
確かに、淡々と馬券を買って利益を積み上げていく人がいる一方で、何をどうやっても馬券が当たらずただただお金だけが減っていっている人もいます。
現在企業に勤めている人の中には、激務に追われて朝早くから夜遅くまで仕事漬けの毎日を過ごしている人もいることでしょう。
そんな人を尻目に、毎週土日開催される競馬で生活できるだけのお金を稼ぎ、平日は好きなことに時間とお金を費やし、自由なライフスタイルを手にしている人もいます。
ではどうすれば、競馬で楽して儲けることができるのか?
そもそも競馬も含めて“楽して設ける方法”など存在するのか?
ここでは、ほとんどの人が理想と考えている「楽して儲ける」について深く掘り下げていこうと思います。
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「楽して儲ける方法」は果たしてあるのか?
競馬に限らず「楽して儲ける方法」と言われているものはインターネットや書籍を中心にいろいろ紹介されています。
では実際にどんなものが「楽して儲ける方法」だと言われているのか?
アルバイトの種類で考えた場合、治験やプールの監視員、マンガ喫茶の店員などが挙げられますが、アルバイトという職種上安定した利益を得ることは難しいため、ここでは除外します。
それ以外で楽して儲ける仕事や方法として次のようなものが挙げられます。
1.アフィリエイト
アフィリエイトとは、サイトやブログを作ってアクセスやメールアドレスを集め、情報商材や起業が販売している商品やサービスを紹介する仕組みのこと。
具体的には「競馬で稼ぐもう1つの方法「アフィリエイト」について」でも書かれていますが、決して一朝一夕で稼げるものではなく、ある程度作業に時間と労力を費やす必要があり、ほとんどの人が利益を出す前に諦めているのが現状です。
2.せどりやオークションビジネス
古本屋などで古本を購入し、それをAmazonや楽天で購入金額以上で販売し、利ざやを得る方法で、一時期せどらーと呼ばれる人達が出てきました。
ですが、購入してから販売するまで在庫を抱えないといけないリスクや、商品を仕入れる資金などを考えるとお世辞でも「楽して儲ける」ことができるかというと正直微妙・・・。
しかもせどりに取り組む人が増加したことや、一部の古本屋が転売防止の施策を講じてきたのもあって、昔ほど楽に稼ぐことが難しくなりました。
3.インターネットを使ったビジネス
アフィリエイト手法やせどりの方法、さらには競馬手法など主に「お金を稼ぐ方法」などをマニュアル化して販売したりして利益を生むいわゆる情報ビジネスです。
もちろんこうした教材を作るためには確立したロジックとそれで実際に結果を出した実績が必要であり、そのために膨大な時間と労力がかかります。
また、教材を手にした人のモチベーションによって、再現性が大きく変わってくるため、しっかりとしたコンセプトを打ち出したり、きちんと販売戦略を練って行動しないとたいした利益にはなりません。
4.株やFXのトレード
インターネットの普及によって以前は一部の人鹿しかできなかったトレードが誰でもできるようになりました。
しかし、あくまでもトレードに参入できるようになっただけで、それで利益を得ている人はほんの極わずかで、多くの人はただただ資金をとかして終わっているのが現状。
トレードで利益を出すには投資についての勉強とシュミレーションによる練習が不可欠で、それをせずして稼ぐことができた人はおそらくゼロでしょう。
5.海外投資
あまり一般には知られていませんが、最もリスクが少なく大きなリターンを得ることができる方法です。
しかも日本ではなく海外、しかもこれから発展するであろう途上国を中心に投資を展開していくので、仮に日本経済が破たんしてもその影響を最小限に抑える伏線の役割も果たしています。
ただし、海外投資を行うにはある程度まとまった資金と海外投資に詳しい専門家のアドバイスが不可欠で、この2つがそろわない限り痛い目を見る危険性は高いでしょう。
いかがですか?
ここで挙げた5つのうち、いくつかは「楽して儲ける方法」として耳にしたり眼にしたことがあると思いますが、それぞれに大小さまざまなデメリットやリスクがあります。
もちろん競馬にもデメリットやリスクはありますし、それらを無視して投資競馬で楽して儲けることなど不可能。
こうした理由から「楽して儲けることなんてやっぱり無理なんだ・・・」と目の前にある与えられた仕事に没頭する人達が多いと思います。
「楽して儲ける」の本当の意味
まず具体的な方法を紹介する前に「楽して儲ける」がどういうものなのかをキチンと理解しておく必要があります。
「楽して儲ける」とはもう少し難しい言葉に直すと“リスクが低くリターンが大きい”という意味になります。
ちなみにここでいうリスクとは時間や労力の消費、その人自身の信頼度の低下など単純な資金(お金)の損失以外のものも含まれます。
ですが、経済学には「利潤率低下の法則」というものがあります。
これは、マルクス経済学の資本主義経済の法則の1つで、資本家が余剰価値を不変資本に多く振り分けると、資本の有機的構成が高度化し、総資本に対する余剰価値の率が低下するという法則です。
おそらくこう説明して理解できる人は少ないと思いますのでもっと噛み砕いて言いますと“リスクとリターンは必ず釣り合う”ということ。
つまり、「誰でも簡単に稼げます」といわれている手法を実践して、最初は本当に稼げたものの、時間が経つにつれてどんどんと利益が少なくなり、最終的には労力に見合わない利益しか手に入らなくなるところまで下がっていきます。
そう考えると楽して儲ける方法はない・・・と思うかもしれませんがそんなことはありません。
要は何を「楽」と捉えるかによって楽して儲けるの定義が変わってくるのです。
実際に競馬も含めてあらゆるジャンルで成功している人達は『目線や基準が高い』という共通点があります。
例えば「誰でもラクショーで的中する競馬手法」というフレーズで売られている教材があった場合、何をもって“ラクショー”と言っているかでハードルの高さが違ってきます。
仮に100回検証したらこの競馬手法が身につくものだとして、500回検証しようとしている人と30回しか検証する気がない人とでは、100回の検証のハードルの高さは違いますよね?
もちろん、成功者が前者の発想をしており、稼げない人は後者の発想をしているわけです。
何の努力も苦労もすることなく、競馬で稼げる方法は存在しません。
しかし、自分の気持ちや目標に向かう姿勢を変えるだけで「楽して儲ける方法」を簡単に手にすることができるのです。
競馬を使って“楽して儲ける”ことはできるのか?
では、競馬を使って楽し儲けることは果たして可能なのか・・・結論からいえば可能だと思います。
ですが、ただ競馬のみで楽して儲けようとすると少ししんどいかもしれません。
例えば、先の話で取り上げたアフィリエイトやインターネットビジネスは、仕組みさえつくってしまえばほぼ何もしなくてもそれなり利益をあげることができます。
しかし、せどりやトレードは常に自分が行動しなければお金を生みだすことはできません。
もちろん競馬も同じで、お金を稼ぐためには馬券を買わないといけませんし、ただ馬券を買うだけでは利益はでません。
だからこそ皆「どうすれば的中するのか?」「どこを見れば当たる馬券が分かるのか?」などの答えを探して教材を買ったりセミナーに参加したり買い目配信を受け取っているのでしょう。
しかし、せどりやトレードと違って競馬は利益を得る絶対回数が極端に少ないです。
せどりであれば、365日仕入れて販売することができますし、トレードも基本的に平日であれば取引が可能ですが、競馬に至っては主に土日が中心。
つまり、お金を稼ぐチャンスは多くても月に10回しかないのです。
もちろんそれで生計を立てている人はいますし「競馬裁判男の手法から学ぶお金が増える馬券の買い方」でも紹介したように、競馬で億単位のお金を稼ぐことだってできます。
ですが、やはり生活がかかるとプレッシャーもすごいので個人的にはお勧めしていません。
では競馬を使って「楽して儲ける」方法がないかと言われるとそんな事はありません。
例えば、競馬で稼いだ利益を海外投資の元本として使い、海外投資で利益を得たりとかすれば、実質楽して儲けることになると思いませんか?
もちろん海外投資だけが選択肢というわけではありませんが、あくまでも競馬の利益を“ローリスクな投資をするための資金作り”と位置づければ、毎月5万円の利益でも十分楽して儲ける仕組みを手に入れることができます。
この辺りの詳しい話はメルマガで紹介しているので、興味のある人は是非メルマガに登録してみてください。
楽して儲かる方法を実践するには
先ほどもいいましたが、何も努力や苦労をせずに時間的にも労力的にも楽をしてお金を稼ぐことはまず不可能で、現状のどこかを変えない限り、この先もずっと今のままの生活を送ることになるでしょう。
ではどうすれば、楽して儲ける方法を手にすることができるのか?
結論から言えば、これといった特攻策もなければ裏技なんてありません。
むしろ「今いかに楽して儲けるか」を考えるのではなく、近い未来に楽して儲けるために今どれだけ頑張るかが非常に重要なのです。
現在多くの人は思考回路が奪われているくらい目の前の仕事に忙殺されているでしょう。
その忙しさで今後の見通しが立つのなら辛抱できるかもしれませんが、おそらくほとんどの人が忙しさが終わる時期がいつなのか分かっていないはず。
ならば、1日24時間しかない貴重な時間を上手に活用して、未来のために使うようなライフスタイルに少しずつ変えていくしかありません。
とはいっても、人々が生きていくうえで必要な時間だってあります。
例えば、睡眠時間を削れば健康に支障が生じますし、食事をする時間を削れば栄養が偏りこれまた健康に支障が生じてしまう可能性がある。
ではどの時間帯が一番削りやすいかというと、やはり「仕事に費やす時間」ではないかと思います。
会社員として会社に勤めているということは、自分の時間と労力を企業に提供してその対価として給料をいただいているということになります。
しかし、そうした状況を打破したいと考えるのであれば、今の仕事のやり方を工夫して少しでも自分の時間を確保していく必要がある。
巡回経路を工夫する、売上に貢献していない取引先とは少しずつ距離を置く、他人に任せられる作業はできるだけお願いする・・・など、考え方1つでなんとでも時間短縮はできるはず。
ただ、いきなり大幅な時間を確保することはできませんから、最初は少しずつ仕事に費やす時間を削っていく感覚で進めてみてはどうでしょう。
そして、浮いた時間を会社に依存しなくてもいいように、自分で稼ぐ力を身につけるために使う。
こうした“現状の時間の使い方”を少しずつ変えていくことが、ゆくゆく未来を変えていく大きな一歩となり、結果的に「楽して儲ける」ことができるのではないでしょうか。
楽して儲けたいなら「今」を変えよう
以前、内閣府が今後の収入や老後の生活設計に不安を感じている人が66.7%いると公表しました。
また、昨年より収入が減った人が5人に1人いるみたいなのですが、今後の生活の見通しについては62.7%の人が「同じ」と回答しているようです。
確かに今の経済事情を考えると景気回復を実感している人は決して多くありません。
にもかかわらず、6割以上の人が今と同じ生活の見通ししか立っておらず、今を変えようという行動をしていないことに少なからず疑問を感じています。
楽して儲けることを考えるのは決して悪いことではありません。
ただ、そのためにはやはりどこかでそれなりに努力や苦労をしないといけませんし、それ無くしても楽して儲けることは経済学的に考えても無理な話。
やるかやらないか・・・それだけだと思います。
もちろん手段は色々ありますし、副業という観点からいくともっと選択肢は広がると思いますが、その中でも『競馬』は最もキャッシュを作りやすいものだ言うのが率直な意見です。
まあ、そのためにはある程度勉強と経験は必要不可欠ではありますが、それらに時間と労力をつぎ込んでムダになることはまずないでしょう。
せっかく手にした一度きりの人生なのですから、楽しく悔いのないものにしてもらいたいです。
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