将来に漠然とした不安を抱えている人は多いと思います。
でも、その不安を「何がどうなったらアウトなのか?」と具体化している人はどれくらいいるでしょうか?
「何がどのように不安なのか?」がぼんやりしていたら、そりゃー漠然とした不安はどんどん増長していきます。
だから、まずは不安の中身を具体化する。(現状認識)
現状認識がちゃんとできれば「●●する」という対策が見えてきます。(問題解決)
つまり、「予見(リスクを想像)して、リスクヘッジ(対策と準備)をする」ということです。
実はこれ、週末に皆さんが普通にやっている(はずの)ことなんですよ。
そう、競馬の予想。
「(偏った思考に陥らないために)事実と真実を見較べて、なるべく両者の整合性がとれている馬を選ぶ」
というのが自分の競馬予想のスタイルですが、これは、予見(リスクを想像)を具体化して現状認識を行い、そうすることで然るべき馬を見つけるという問題解決に向かっている訳ですね。
しかし、そこまでやっても不的中を喰らう時は喰らうので、リスクヘッジ(対策と準備)を予め考えておく。
例えば、
「保険」になりそうな買い目を押さえておくことで、ゼロ回収はかなりの割合で避けることができると思います。
そして、不的中を喰らったら、
次のレースで発生した損失の全額回収を目指すのか、一部回収を目指して翌日、或いは翌週に臨むのかによって、選ぶレースも狙い所も馬券種も違ってきますよね?
そういうことを前もって考えているかどうか?
こういう、
「予見(リスクを想像)して、リスクヘッジ(対策と準備)をする」
ことを日常的にやることで、不安はゼロにならずとも、大概の不安を抑えることができると思います。
要は、常に一定の安心領域を確保しておくということです。
不的中を喰らってヒートアップする人は、これをやっていないから頭に血が上るんですよ。