自分は2013年頃から「会社だけに頼らずに自らの力でお金を稼ぐ術を体得して幸せな人生を切り開く」ことを望む競馬が好きな人に対して、
「まずは競馬で100万円を稼ぐことを目指しませんか?」
と提言しており、実際にそれを実現した人が何人もいます。
「ひゃ、ひゃくまんえーん?」
と驚かれる人もいるでしょうけど、そう何年も掛かる話じゃありません。
これまでの中で最短で実現した人で8ヶ月くらい、最長の人で2年半、平均的には1年から1年半で実現された人が多いです。
上位3頭から1頭を選んで複勝、若しくは2頭を選んでワイド、或いはその両方の併せ買いをし続けて大体これくらいの期間です。
(ただ、元手が少ない人はもう少し長めに見ておく必要があります)
長い人生の中のほんの1,2年…長く感じますか?それとも短く感じますか?
もしサラリーマンの人が給与所得だけで1年か2年で100万円の貯蓄をしようと思うと、夏と冬にきっちりとそれなりの額のボーナスが支給されている人でないと厳しいのかなと思います。
そもそも、なぜ競馬なのか?
そして、なぜ100万円なのか?
自分がお金を稼ぐ手段として競馬をおすすめしているのは、
誰にも足を引っ張られることもなく、誰にも邪魔をされることもなく、自らの意思ですべてを決めることができること、
(サラリーマンの出世や昇給は他人の意思が介在してこうはいきませんよね?)
自身が不的中を喰らったからといって、他の誰かが得をする訳ではないし、逆に的中したからといって、他の誰かが損をする訳ではないこと、
稼げるか稼げないかは確実に努力の量に比例するものの、その努力の中身は決してハードルの高いものではないこと、
要は、やるかやらないかですべてが決まり、この点に於いて非常にフェアな世界だと思うし、このようなことを本気で考える人が極めて少ないがゆえに、殆どライバル不在で「合格率」が極めて高いと思っているからです。
あと、競馬でお金が稼げれば、老後になってからお金のためだけに自身の身体にムチを打ってやりたくもない嫌な仕事をしなくてもいいからです。
次に、なぜ100万円かというと、
実はこの100万円は、老後生活の不安を解消するための原資となるお金…という位置付けです。
自分は、1レースあたりの投入金額は基本的に手持ち資金の20分の1くらいが好ましいと考えています。
例えば手持ち資金が10万円の人の1レースあたりの投入金額は5千円、
30万円の人の1レースあたりの投入金額は1万5千円、
馬券を買うお金が月に1万円しか捻出できない人は1レースあたりの投入金額は500円になりますね。
100万円を原資にした場合は、1レースあたり5万円です。
なぜ20分の1が好ましいかというと、不的中を喰らっても、なるべく精神的安定を維持できるように、一定以上の経済的安心領域をきちんと確保しておくためです。
外出する際に、財布の中に千円札が1枚しかなく、クレジットカードも入っていない状態よりも、3万円と複数枚のクレジットカードが入っている状態の方が、いざという時の安心材料になりますよね?
これと同じ理屈です。
競馬は毎月8日か9日開催されます。
一発必中勝ち逃げすることを前提に、1.4倍のオッズに5万円投入すると、的中時の払戻額は7万円、利益額は2万円となります。
これを8日間(=1ヶ月間)続けると16万円の利益となります。
サラリーマンの人がリタイアした後、いずれ受給する年金とこの競馬の利益で何とか毎月生活していけるお金が得られるはずです。
旅行や趣味は退職金を新NISAで運用しながら切り崩していけばいい。
だから70歳からチャレンジしても決して遅すぎるということはありません。
もし定年を迎える前から競馬で毎月16万円を稼いでいたなら、年間で192万円稼げることになる(税金の話をするとややこしくなるので、ここでは省きます)ので、極論のところ退職金がゼロだったとしても、10年ちょっとで一頃話題になった老後2,000万円問題が解決します。
半分の8万円だとしても、4万円でiDeCoや新NISAに積み立てて老後資金を作りながら、もう半分の4万円で時々家族旅行などをしたり、趣味にお金を使ったりして「今」を楽しむ…なんてこともできますね。
これ、割と幸せな人生と言えるのではないでしょうか?
こんな形で将来が広がるなら、たかだか1年や2年の間、ちょっと気合いを入れて頑張ってみようという気になりませんか?
勿論、馬券を買えば不的中を喰らうこともあるし、
的中したとしても、レースが終わってみたらオッズが低下していた…なんてことも普通にあります。
順風満帆に着々と事が進む…なんてことは殆どないでしょう。
長くやっていると色んなことが起こりますが、それでも何となく希望が見えてきませんか?
こうしたすべての土台となるものが、
「まずは競馬で100万円を稼ぐこと」
なのです。
ハッキリ言って、手元にこれまで競馬で稼いだ利益としての100万円があれば、毎月10万円とか15万円を稼ぐことは然程難しくありません。
なぜなら、これまでコツコツと100万円もの利益を積み上げてきた経験と馬券力が備わっているからです。
勿論、そうであっても不的中を喰らうことはあります。
でも1回の投入金額は手持ち資金の20分の1です。
それに、利益を積み上げてできた100万円もの手持ち資金と経験や自信、実践してきた馬券力がありますから、少々のことで調子が狂うなんてことはないし、損失なんてすぐに取り戻せます。
要するに、これらすべてが安心領域になる訳です。
分かりますか?この理屈。
とはいえ、先の長い話ですから、そこへ辿り着くためには、ある程度の計画を立案することが重要になってきます。
これについては、また別の機会に話をしたいと思います。