定年後の生活設計…考えてますか?
今は定年後も「再雇用」という形で継続して雇用する企業が増えているようです。
しかし、再雇用されたとしても殆どの場合、非正規雇用となるので収入の大幅ダウンは否めません。
その上、若い人がやりたがらないきつい仕事…例えば倉庫や工場で行う仕分け、ピッキング、検品、梱包、入庫などの作業に配置転換されたりすると…。
今、最低賃金の全国平均が1,055円(2024年)ですから、例えば1日8時間の週3回勤務で年収は120万円くらいになりますね。
元気に働けるうちはまだしも、加齢と共に体力的に厳しくなってくるんじゃないでしょうか?
そういう厳しさを乗り越える覚悟があるなら、その覚悟を今のうちから何かしらの手段を用いて自分の力でお金を稼げるようになって、先々楽をすることを考えた方がいいんじゃないかと。
ただ生きていくためだけにきつい仕事をして、決して多くない収入から税金をとられて毎日がきつきつ…一体何が楽しいのでしょう?
人生の価値観なんて人それぞれだから、それでいいと思っているなら他人がごちゃごちゃ言うことではないけど、もし今の時点で毎日が楽しくない、大変だと思っているなら、いい歳しているのだから少しは頭を使えって話。
例えば、1日8時間の週3回勤務で年収120万円…。
これくらいのお金なら、今から1年か2年かけて段階を追ってやっていけば、月に8回か9回の競馬開催で作ることは不可能ではありません。
つまり、競馬でお金を稼ぎましょうという話。
年収120万円ということは、単純に月に10万円ですね。
これを月に5回の競馬開催で作るとしましょうか。
単純に1回で稼ぐお金は2万円です。
仮に複勝1.4倍をターゲットにして一発で仕留めるとしましょうか。
すると1回の投入金額は5万円です。
などと言うと、
「私には5万円を投入できるだけの資金力がありません」
「5万円を突っ込めるだけの度胸なんて…私には無理です」
という人が必ず出てきます。
誰も競馬に勝てない今のあなたにすぐ様これをやれとは言ってないし、無理やり実行したとしても、程なく破綻するのは分かっています。
こんなもん、唐突に言われたら自分だってできません。
多くの人はここで思考停止状態になって「じゃあ負担をやわらげてできるようになるにはどうすればいいのか?」というところまで考えが及びません。
資金力を高めればいいだけでしょ?
かんたんな話じゃないですか。
これまでも何度か話していますが、不的中を喰らっても一定の平常心を維持するには、1回の投入金額の20倍の資金があると理想的だと自分は思っています。
つまり、1回の投入金額を5万円とすると、100万円ですね。
100万円の資金があると、かなりの安心材料になります。
「じゃあ100万円くらいの貯金はあるので、私早速来週からその100万円を使ってやってみますわ」
これは、十中八九破綻の道を歩むことになるので、やめた方がいいと思います。
なぜなら、資金力はあっても稼げるだけのスキルが蓄積されていないからです。
「そんなことないっす。これまでたくさん学んできたし、馬券の買い方は分かっているつもりです」
「分かっている」というのは、スキルとは言いません。
「分かっているつもり」は単なる知識レベルに過ぎませんし、大抵の場合、実はその知識レベルすら分かっていませんから。(笑)
スキルとは「訓練や学習によって培われた高度な能力」のことを指します。
つまり、実践をした上で良くも悪くもその結果に対して「ああ、こういうことなのね」ということが身を以て分かっていないと話にならないってことです。
だから「まずは100万円を稼ぎましょう」ということに意味がある訳です。
こんなもん、最初は身の丈に合った小額から始めたとしても、複利の仕組みを理解した上でやっていけば、これまで成功した人の軌跡を見る限り、早い人なら1年で、遅い人でも2年くらいで何とかなるレベルです。
そして、この1年か2年の間に蓄積されるのはお金だけではありません。
100万円ものお金を作った経験…即ち競馬でお金を稼ぐ上に於いて、やっていいこととやらない方がいいことの分別も同時に蓄積されていきます。
そうなると、もうちょっとやそっとじゃ負けない。
つまり、資金力と共に馬券力も安心領域が増える訳です。
この安心領域の拡大があってこそ、競馬で安定的にお金を稼げるのであって、いの一番に目指すべきはここなんです。
頑張って仕事をして出世をしようとか昇給しようとかってことよりも余程かんたんなことだと思います。
なぜなら、出世や昇給はあなたが決めることはできません。
会社が決めることです。
でも、競馬でお金を稼ぐための行動や判断…すべての采配をあなたが決めることができるからです。
思い通りになりやすいのはどちらですか?
答えなんてもう分かり切っているのに、なぜか誰もやらない。
やったとしても続かない。
挙句の果てには、皆好んでしんどい人生に向かって行こうとするんです。
もし、現役のうちに競馬で月に10万円を稼げる仕組みを構築できたとしなさいよ。
稼いだ10万円のうち5万円は今の生活を楽しむことに使って、残りの5万円はiDeCoや新NISAに投じて老後資金の準備ができるじゃないですか。
定年になったら今よりも時間の都合がつくはずなので、100万円の資金力があって月に8回か9回の競馬開催をフル稼働させれば、月に15万円や20万円を稼ぐことも不可能ではありません。
これにiDeCoや新NISA、そして年金を加えれば、そこそこ好きなことができるんじゃないですか?
となるとですね、
「競馬でお金を稼ごう」と思って即座に短絡的な行動をする前に、まずは今後、どういう生き方していきたいのかを考えることが先決かと。
別に富裕層じゃなくても、頭を使って行動すれば、大してお金を使わずとも気楽に幸せに生きていく方法はいくらでもあります。
目先のことばかり考えず、ずーっと先のことを考えてみたらどうですか?
そして、そこから逆算して今何をすべきなのか?
ここを見誤らないことです。
自分自身の人生まで他人事になったら、もう生きている価値なんてないと思いますよ。