【第2回】競馬の「取り組み方」を変えるには?

大阪競馬ストーリーが発足して15年以上経ちますが、藤本さんは一貫して同じことしか言っていません。

「競馬で稼ぎたいなら『取り組み方』を変えよう」

なぜ15年も同じことを言い続けたのか?

答えはとってもシンプルで、間違った取り組み方で競馬に挑んでいるからです。

では、競馬で稼ぐために具体的にどんな取り組み方をすれば良いのか?

そもそも「稼ぐための競馬の取り組み方」とは何なのか? このあたりの理解を間違えると、一生競馬で負け続けることになるので、ぜひ理解してください。

そもそも「競馬の取り組み方」とは何なのか?

競馬の取り組み方は競馬の「あり方」だと藤本さんは常々言ってきました。

端的に言えば競馬の取り組み方とは「お金が増えるような考え方でもって、競馬に関する全ての分析・判断・行動を行うこと」です。

世間では競馬は「ギャンブル」であり「娯楽」と考えられています。

そして、ご存じかと思いますがギャンブルって絶対に参加者が損するようにできています(競馬でいえば参加者=馬券を買っている人です。)

その証拠にあなたのこれまでの競馬の成績を振り返ってみてください。

これまでの競馬の収支がマイナスになっている人は、競馬をギャンブルで取り組んでいるからです。(自覚がなくても収支がマイナスなら、ギャンブルとして取り組んでいる可能性が非常に高いです。)

その一方で、藤本さんは競馬で毎月しっかり利益を出し続けています。

なぜなら、藤本さんは競馬を「ギャンブル」として取り組んでいないからです。

藤本さんの競馬は非常に機械的で、「株」や「FX」などの投資やトレードと同じような考え方で馬券を買っています。

リスクとリターンのバランスを常に意識し、最も利益が手元に残る馬券の買い方を模索し、その馬券だけを買い続けているから、競馬でお金が稼げるのです。

分かりやすいように「競馬」と「株取引」の考え方を表にしてまとめました。

競馬
  • 馬券選びが容易なレースを探す
  • 候補の中から1レースを厳選
  • 馬券を買う馬について分析
  • リスクリターンの高い馬券種で購入
株取引
  • トレードが容易な業界を選ぶ
  • 株価が上がりそうな銘柄を厳選
  • 株価が上がる根拠を分析
  • 利益が大きく狙えるタイミングで購入

競馬でお金を失っている人は、上記の考え方のどこかが浅く、ぼんやりとしながら取り組んでいるから、買った馬券がはずれ馬券になるのです。

正直、上で紹介した取り組み方はよほどのバカな人でない限り分かっていることですし、お金を増やすために競馬をしている人達からすれば当たり前のことを並べているだけです。

では、なぜ正しい競馬の取り組み方を理解しているのに競馬で負け続けるのか?

かんたんですよ、正しい取り組み方で競馬挑んでいないからです。

先ほど紹介した正しい競馬の取り組み方の比較表を今度は「競馬で利益が出せる人」と「競馬で利益が出せない人」とに変えて紹介します。

競馬で利益が出せる人
  • 馬券選びが容易なレースを探す
  • 候補の中から1レースを厳選
  • 馬券を買う馬について分析
  • リスクリターンの高い馬券種で購入
競馬で利益が出せない人
  • そもそもレース選びをしない
  • 馬券が買えるレースは全部買う
  • ロジックに合致しているか見ていない
  • 自分が好きな馬券種で購入(リスクリターンは無視)

上の表を見てもらえば分かるように、競馬で勝てない人がいかに何も考えていないか分かりますよね?

お金が無限にあって競馬でぼろ負けしても生活に困らないのであれば、ご自身が納得する取り組み方をすれば良いです。

しかしお金を稼ぎたいのであれば、もっと言えば少ない資金で効率よく運用して増やしていきたいのなら、確実性の高い取り組み方をしなければ競馬でお金は増えません。

「バカ」では競馬でお金は増やせないのです。

競馬で稼げない2種類の人間

競馬は「取り組み方」を変えるだけで、お金は増えていきます。

大阪競馬ストーリーが競馬の取り組み方にこだわるのは、取り組み方さえ正しくできれば、競馬を活用してお金を増やせるからです。

馬券種や狙う馬(もしくはレース)の基準は人によって違いますが、根幹にある考え方自体は、競馬で勝てている人達に違いはありません。

言い換えれば、競馬で勝てない人達は取り組み方が間違っているだけです。

取り組み方が違えば、当然結果なんて出るわけがないのですが、実は競馬で勝てない人は大きく2種類のタイプの人に別れます。

タイプ1:自分の取り組み方に一切の疑問を持っていない人

実は毎週馬券を買っている人の中には、はずれ馬券ばかり買っているにも関わらず、自分の競馬に対する取り組み方に絶対的な自信を持っている人がいます。

自分も大阪競馬ストーリーのサポート対応をしていると、数年に1回くらいの頻度で、このタイプの人に遭遇します。

結論から言うと、このタイプの人は一生競馬で勝てません。

なんせこちらの言い分を聞かないし、アドバイスしても「でも」「だって」「しかしですよ?」とか反論してくる。

そのくせ結果が出ないと「ロジックが悪い」「競馬商材が悪い」と自分以外のところに勝てない原因があると疑いません。

だから、競馬で稼げるようなるために自分を変えようとしないのです。

この手のタイプの人は、僕の言葉はもちろん藤本さんが何を言っても聞き入れてくれないため、手の施しようがありません。

こういう人は競馬をするお金が無くなっても気が付かないので、頑張って働いてもらい、稼いだお金を使ってJRAに貢いでもらいましょう。(負けている人がいないと競馬で稼げませんからね)

ちなみに競馬に対して「面倒くさい」というワードが多い人も、このタイプの人です。

競馬で勝てない人が勝てるようになるには、自分自身を変える必要がありますし、変える努力をしなければいけません。

「努力なんてしたくない」「もっとかんたんに勝てる人になる方法を知りたい」という人は、これ以上読み続けても時間のムダなので、ページを閉じてメルマガの解除をおすすめします。

タイプ2:取り組み方の変え方が分からない人

競馬で勝てない人のもう1つのタイプが「変わり方が分からない人」

藤本さんの主張に共感はするものの、具体的にどんなことから始めたらいいか?何からつをつければ良いか?が分からない人も一定数います。

では、競馬の取り組み方を変えるにはどうしたら良いのでしょうか?

実は競馬の取り組み方を変える方法はそんなに難しくありません。

競馬で稼ぐための取り組み方を身につけるには、正しい知識や考え方を取り入れる必要があるため、競馬に対する研究や勉強が必要ですが、取り組み方を変えるためのきっかけ自体はすぐにできます。

具体的には、次の部分の意識改革から始めてみてください。

  • 馬券を買う・買わないの基準を決める(「馬券を買わないと当たらない」ではなく「馬券を買うからお金が減る」と考えてください。はずれ馬券を買う回数さえ減らせば的中率は上がり、手元にお金は残りやすくなります)
  • 得意なレースだけ馬券を買う(例えば本命メインなら荒れそうなレースには手を出さないようにする。これだけでも競馬の成績は大きく向上します)
  • 「払戻金」ではなく「損益」を意識する(馬券が当たってもお金が減っていたら競馬をする意味がありません。特に多点買いをしている人は利益がいくら残るか?を考えて馬券を買いましょう)
  • 外れたら「なぜ外れたか?」を考える(競馬のルーティンの確認や馬券判断で使っている指標の信ぴょう性などをチェックしてください。アンラッキーで片付けられない部分がたくさん出てくるので1つずつ改善していきましょう)
  • 勝てない原因は「自分」にあることを意識する(「なぜ外したのか?」「どれが正解だったのか?」を常に意識しましょう。意識するだけで能動的に競馬に挑めるようになり、取り組み方が改善されていきます)

上記の内容を意識しながら競馬に取り組むだけで、結果は少しずつ変わっていくはずです。

少なくとも、的中すると評判の競馬配信業者を探したり、確実に利益が出る競馬手法を求めてネットサーフィンしたりするよりも確実に競馬力が身につきます。

明日からはもちろん今からでも始められることなので、本気で競馬で稼ぎたいなら、ぜひ上記内容を心掛けて競馬をしてみてください。

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